望洋楼 ～お宿篇～

 

念願の。。。

 

             　　 望　　　　洋　　　　楼　　～～～～

 

3月の上旬、いつものようにパソコンに向かいサイトを見ていたぽこ旦那が・・・

「　おい　あいてる　　あいてるで望洋楼　　しかも休みの日に　」

　・・・　ということで　行ってしまいました(*^_^*)

予約をお願いします♪と電話をかけ→ふられ。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それを繰り返し蟹のシーズンを３回ほどやり過ごし　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まさに“念願”が不意に訪れましたので　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前回の記事に　　次は　『藤もと』　と書いたものの、少々割り込みをさせて頂きます。

 

JRサンダーバードで降り立った芦原温泉駅からタクシーで20分弱。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　海目前のこぢんまりした三国温泉に宿は建ちます。

明治時代からこの地で営んでいるというお宿は、建て増しなどを重ね今この形になっているとのこと。

チェックインの際には美味しいお抹茶とお饅頭を頂きました。

 

　　　　　　　

全11室。9室が海に面し、うち6室に露天風呂付き。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

幸運なことに　たまたま空きが出たお部屋は海を臨む露天風呂付でした

絶景東尋坊に続く日本海の荒波はやはり迫力。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　風が強い日でしたが、波の高さはこれで普段並とのこと　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　のみ込まれそうな怖さを感じつつも、眺めずにはいられない風景です。

 

洗面が二つあって便利。異なる蟹の絵付き陶器。

ロビーに並ぶお土産品は多種にわたります。

セルフサービスで好きな時にコーヒーが楽しめます。

望洋楼

望洋楼 ～夕食篇～

 

望洋楼に行ってみたかった理由。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それはもちろん。。。蟹。。。これしかありません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ザッパ～ンと激しく波打ち寄せる日本海に惹かれたことも事実ですが、どうせ行くなら蟹シーズン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この時季を逃す訳にはいきません

　　　　　　　

日が美しく暮れてゆく頃　待ちに待った蟹timeです。

 

まずは　うすい豆腐からウォームアップ。

 

八寸には鯛の小袖寿し、八幡巻きなど色鮮やかで美味しい品々です

 

初蟹は　真丈で登場です。

 

お造りは　鮪、烏賊、甘海老、ウニ

 

夕日があっという間に落ちていきます。。。

 

こちらは終盤に頂く蟹釜飯の準備。身がいっぱいでお米が見えません(*^_^*)

 

姿をあらわした　『越前ずわい蟹～♪』

まずは“刺し身”

　お水にさらしてもみたけど・・・　　　　　　　　　やっぱりそんまんま生が一番甘くて歯ごたえも

 

次は炭で“焼き”

味噌も香ばしく・・・焼き上がりが待ち遠しい

蟹を食べると黙々と会話が無くなると言いますが・・・

 

“茹で”が来た頃には

例に洩れず　・・・無言・・・　　無心に蟹と向き合っていました。

蟹の足についた黄色いタグが越前蟹の証です。

茹で蟹の味噌　これがまたなかなかの美味

 

迫力ある蟹のあと　しのぎは茶碗蒸し。

 

釜飯はこんな風に炊きあがりました。

おぉぉ?!　これは意外　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蟹三昧でかなり満ち足りていたお腹には　少々甘い・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出汁と蟹の風味だけのさっぱり味のほうがすすんだような気がして。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お好みは分かれるかもしれませんが　それが唯一残念でしたﾈ～(>_<)

 

デザートも充実　わらび餅、甘酒のアイスクリーム、苺にメロン。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　少し時間をおいて、美味しく完食致しました。

噂に違わぬ蟹自慢の宿。量も満足ながら多すぎず、お料理が運ばれるタイミングも◎。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蟹本来の美味しさを何通りも味わうことが出来、また　蟹といくら格闘すれど　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　特有の匂いを感じないのは質と鮮度の良さなのかもしれません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さすがにお値段は張りますが行ってみて納得でした。

 

 

タグ：温泉　蟹 露天風呂

望洋楼 ～お風呂篇～

 

海を見渡す部屋付の露天風呂。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二階客室なので“波際”ではありませんが、気分は日本海を独り占め。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　迫力あるロケーションです

陶器の湯船には24時間　勢いよく湯が注がれます。

 

 

時の経過とともに変化する海の様子見飽きることはありません。

 

夜の海。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　真っ暗な闇に響く波音に包まれていると、日頃のもやもやも飛んでいくようです。

 

こちらは一階にある大浴場。

宿全体の客室が少なく、半数が露天風呂付なので大浴場もゆったりと利用できます。

 

外には海に隣接する露天風呂。

 

 

一夜明けて朝の日本海。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　潮の満ち引きで景色が大きく変わりました。

 

気付けば。。。　２００個目の記事

こつこつ時間はかかっていますが　こんなにも続きました(*^_^*)

これからも地道にやってみますので、皆様見守ってくださいませ

望洋楼 ～朝食篇～

 

朝の海

潮が引き 波は穏やかです。

 

昨夜とはテーブルの向きを90°角度変え、朝食は二人並んで外の景色を見ながら。

宿の方の粋な計らいです

 

出来たて豆腐、だし巻き卵、笹鰈の干物、おひたしなど

バランス・量ともに程よい品々が並び、ご飯もすすみます。

うら☆うら★望洋楼

 

蟹とお風呂を満喫した望洋楼をあとにした私たちは、えちぜん鉄道の始発点 三国港駅まで　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　海辺をとぼとぼ。

駅は無人、　乗車してから車掌さんに行き先を告げ　切符を購入します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なんともほんかわアットホームなムード漂う電車です。

予約したサンダーバードの時間までの2時間あまり時間があったので一駅隣の三国で降り、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　旅恒例の蕎麦ランチ♪

 

目的の蕎麦屋さんへはﾁﾘﾝﾁﾘﾝ

　　　　　　　　　　　

駅にて無料でレンタサイクルを利用することができたのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やや年季の入った自転車はサイズも小さめでなかなか運転にコツが要りましたが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自分の漕ぐ姿を想像すると結構笑え　楽しめました。

 

向かった先は“新保屋”さん

　　　　　　　　　　　　

 

辛み大根のおろしそばが名物ということで注文。

通常おろしそばといえばすりおろした大根かすがのっていますが、こちらでは搾り汁を。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツーンと頭に抜ける気持ちのよい辛みが効いて　とても美味しかったです。

 

 

サンダーバード号に乗り込む前、駅で見つけた定番の駅弁を購入。

 また。。。(^^;)蟹

 

とにかく最初から最後まで蟹づくし

 

でもデザートも忘れていません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蕎麦屋さんから駅に向かう途中みつけたお店でどら焼き各種購入。

本来は酒まんじゅうが名物のお店“にしさか”さん。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私が買ったのは変わりどらばかり・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しまった　一個くらい酒まんじゅう味わうべきだった(^_-)

 

望洋楼 ～其の二～

立春が過ぎ、寒さも和らいでいくと良いのですが

蟹シーズンがあと一ヶ月程続くのは嬉しいこと

同じ宿にはあまり出かけない私たち

ただ、こちら『望洋楼』は例外

蟹に引きつけられ　ついつい二度三度・・・・・・足が向かいます。

二回目に行ったのは2010年

冬季五輪バンクーバー大会女子フィギュアスケートをﾄﾞｷﾄﾞｷしながら見たことを覚えています

宿泊したのは二階の南端にある“ちひろ”という部屋

海を見渡す広々としたデッキ

塗り壁や浴室のデザインが印象的

外に面した半露天風呂

甘海老　　蟹真丈

ウニ　　活イカも

蟹刺し

焼き蟹

茹で蟹

おろし蕎麦　　蟹釜飯　

初回2008年の訪問から夕食の印象はさほど変わりませんでしたが、

先付が少しコンパクトになった分、蟹料理へ注ぐチカラに余裕が出来て良かったと思います

望洋楼 ～其の三～

望洋楼シリーズ　其の三は2014年節分頃

宿へ向かう前にちょっと寄り道を

J福井駅からえちぜん鉄道で永平寺口駅へ　バスに乗り換え

雪をまとった永平寺に到着。

凜として美しい

ただ、館内はどこも大変冷えていて、行僧の厳しさをほんの少しですが体感しました。

昼食にはやはり好物の越前おろし蕎麦を

永平寺口駅の二つ隣り 松岡駅から徒歩10分余り

「けんぞう」蕎麦です。

上が“おろしそば”　　大根おろしが入った出汁を蕎麦にかけていただく

下が“けんぞうそば”　辛味大根の絞り汁に醤油をいれて蕎麦をつけていただく　というもの。

目が覚めるようなキリリとした辛さは癖になります。

駅に向かう途中　背の高い看板が雪国らしいご苦労があるのですね。

登録有形文化財に登録されているという駅舎

味わいがあるかわいい建物です。

約4年ぶりに訪れた望洋楼

ロビーの辺りがリニューアルされ、カウンターが海に張り出し以前よりも広く感じられました。

お抹茶と酒粕プリン

宿泊したのは二階“ちひろ” 

楕円形の陶器風呂

かけ流しの温泉ですが、あまりの寒さ対策でしょう蓋がされていました。 

夕日が綺麗でした

鬼は外　福は内

チェックアウト後

車で5分程のところ

東尋坊

見事な断崖絶壁はまさしく名勝

東尋坊から遊歩道を20分程歩けば宿に戻れます。

三国港駅前には望洋楼が経営する食事処・お土産の店『越前蟹の坊』が出来ていました

こちらはあわら温泉駅近くで食べたおろし蕎麦

帰宅後

蟹の坊で購入した　“せいこわっぱ寿し”

“せいこ蟹のグラタン”

望洋楼さんは進化してます。。。　　つづく

望洋楼 ～其の四～

望洋楼　其の四

訪れたのは昨年12月の初旬。

宿へ向かう前に今回もお蕎麦屋さんへ

そば処『小六庵』です。

営業は金・土・日・祝日のAM11:30～　30食限定で蕎麦終了次第閉店とのこと。

高台の住宅街にあるお店は場所もわかり辛く、地元のタクシー運転手さんもご存じなかったので

少々不安でしたが“商い中”の文字無事辿り着きました。

古民家風の建物は天井が高く床もつややか

調度品も品よくまとめられ落ち着いた佇まいです。

ほっと一息ついたところで　板わさとビールを

おろし蕎麦　

そして鴨つけそば　

ごろごろ入った鴨と葱の旨味が甘辛い出汁と溶けあって美味しい

器がまた味わい深い

店構え、器、お蕎麦作り　全てにおいてセンス感じる穏やかな空間を演出するご主人は

アパレル界でご活躍されていたという少しシャイで素敵な方でした。

舞台がかわっても生み出す作品は素晴らしいのですね～

三国港の高台にある小六庵から望洋楼まで、猛烈な北風に立ち向かいながら歩くこと10分余り。

途中日本海方向に竜巻らしきものを発見

少々ひるみましたが沿岸まで下って・・・

望洋楼に到着。

これまで来た中で一番の荒海“日本海はこうでなくちゃ”　と我々は思いましたが

宿の方いわく、これはまだましなほうだと冬本番はもっと荒れるのだそう

鮑松前蒸し　　塩うに

のどぐろ

せいこ蟹　蟹の色んな美味しさが詰まったひと品

こちらを頂けるのは11月初旬から2ヶ月程の間のみ

夕食が終わる頃には雪が積もっていました

荒れる波音で夜中も時々目が覚めた程

せいこ蟹弁当　

焼き鯖寿し

今回客室写真がないのは、前回と同じ“いりえ”だったため

二階にしか泊まったことがない私たち　“次回は一階へ”と心に誓いつつも

やはり日本海の冬満喫の望洋楼でした。

望洋楼 〜其の五〜

冬が近づくと・・

行かないといけないあの場所・・・

でも予約がすんなり取れるはずもなく・・・・

気持ちだけがそわそわしたまま宿のHP 予約状況をのぞく日々

でも

願えば叶う(*^_^*)キャンセルがポロリと出るものです♪♪

『望洋楼〜〜〜〜』

昨冬のお話で恐縮ですが

泊まったのは初めての一階客室『おきのしま』

日本海に面した望洋楼は二階建てですが、一階の部屋となると一層波打ち際に近づき

ザッパ〜〜〜ン具合に期待大

海に面した窓が２箇所あり臨場感抜群

部屋付きのお風呂　　

目の前は迫力の波模様　大好きですこの景色

夕食を待ちわびながら

昨年はお正月明けて間もなかったので、せいこ蟹の時期になんとか間に合いました

う〜ん　この甲羅の中に美味しさがぎゅっと詰まっています

蒸し鮑とウニ

寒鰤　　甘海老昆布じめ

蟹　まずはお刺身

こちらは焼きます

茹で蟹

越前おろしそば

蟹ご飯

フルーツとお汁粉

お夜食として蟹ご飯をおにぎりに

美味しさを確認できた蟹料理　

朝ご飯　こんなに温かみのあるお品書きが出来たのですね

食材の作り手さんを感じながら頂きます

海苔は“山本のり”さんだったのですね　知らなかった〜

宿名物のへしこも健在

其の六は　また今度

望洋楼 〜其の六〜

あと少しで蟹シーズンが終わりです(T_T)

しばしの別れを惜しみつつ

今シーズンの望洋楼を♪♪

前回の“おきのしま”のお隣　一階客室“じのしま”

窓面はこちら一面でこぢんまりと感じるお部屋

なれど雄大な海はやはり迫力あり

何度も言いますが大好きな景色です

ザッパ〜〜〜〜〜ン

　福は内

豆　　そして　　恵方巻も頂きました

おいなりさんの中には蟹　

そして食べ終わったお皿には　　

蟹

蟹刺し　焼き　茹で　釜飯

お夜食おむすび

こちらは宿へ向かう前に食べた越前おろし蕎麦

次のシーズンも行けるかな。。。^^