古山閣 ~お宿篇~ [古山閣(山形・銀山温泉)]
今年は何度来るのだろう。。。“春の嵐”。。。
三寒四温というけれど、冬から春にかけての天候はかなりの荒くれ具合
そんな中の3月初旬 寒波到来時に出かけた山形旅です。
雪景色がぴったりお似合いの銀山温泉へ
厚ぼったく積もっている雪ですが舗道はきれいに雪がよけられ 慣れない旅人も上手に歩けます
でも油断は禁物。 足元注意
泊まったのは『古山閣』
招きお多福のお出迎え
歴史を感じる調度品
外出時の防寒着そして長靴も用意して下さっています
階段をぐるぐる上がり
三階の『福寿』
部屋の鍵は錠前です
入ってすぐに洗面台、トイレもシンプルです。
銀山温泉に来たなら川側の景観を楽しみたいもの
宿の向かいの屋根に人影が
雪かきのおじさま お疲れ様です気をつけて
雪国では頭上にもご注意を ↓ あのはしごのようなもを滑って雪の落ちる先は川です。
各旅館の看板に堂々と創業者の名が記されいるのもイイですね。
ちなみに宿泊した古山閣は脇本長兵衛氏が江戸時代に創業した宿です。
色とりどりに描かれた壁が特徴的
大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が銀山川の両岸に軒を連ねる風景は、
違う時代にタイムスリップしたような独特な雰囲気に包まれています。
小腹が空いたので。。つい惹かれていましたカレーパン
酒屋には山形・出羽桜酒造の酒瓶も
何重にも架かる橋にもまた風情が感じられます。
古山閣 ~夕食篇~ [古山閣(山形・銀山温泉)]
客室での夕食
「二間あるどちらに夕食をご用意しましょうか?」とたずねられ
テーブルが置いてあるのに動かしてくださるのかな・・と思いつつ、テレビに近い部屋でお願いしたところ
このように(*^_^*) ↑ ↓ かわいいお膳がセッティングされました
大宴会場にズラリと並ぶ光景が印象的なお膳ですが
二人でこの夕食スタイルは初めて 新鮮な感じがして楽しめました
あさつきとエゴ(海藻のエゴノリを煮溶かして寒天状にしたもの)酢味噌和え
岩魚の姿造り
帆立と海老のカルパッチョ
尾花沢牛のしゃぶしゃぶ
豆腐天
昔懐かしのすいとん
蕎麦まんじゅう
鰆の西京焼き
フカヒレ中華風蒸し 料理長渾身の作というだけあって、味はしっかり目で美味しかったです。
献立を色々と工夫されていることが伝わってきました。
山形“つや姫” 美味しいご飯でした~~~~
夜の銀山温泉
雪とガス灯 寒さ忘れる素敵な景色でした
腹ごなしの散歩の後
おにぎりにして頂いたつや姫を再び ご馳走様でした
古山閣 ~お風呂篇~ [古山閣(山形・銀山温泉)]
古山閣のお風呂は
貸切が2つ
空いていれば 木の札を“貸切中”にひっくり返して利用できます。
洗い場もありますが結構寒いです。。。
ひとつは半露天風呂になっていて、洗い場はなし。
雪も少し降り込んでいます。
こちらは“男”内風呂
何段か下がった構造になってます。
廊下の反対側に“女”内風呂
もくもく曇っていて見えませんが
フラットで、窓はなかったように思います。
なかなかhotで濃厚なお湯でした。
ここは温泉街の川沿いにある公衆浴場
ちょっと覗かせて頂くと ↓こういう雰囲気でした。
地元の方も利用されるのでしょうか。
夜の貸切にも行ってみました。
古山閣 ~朝食篇~ [古山閣(山形・銀山温泉)]
朝食は
2階にある部屋“御朝食会場”で。
レトロな雰囲気漂う旅館の朝
ちょっと懐かしい感じがしました。
干物にお豆腐
ハムと色とりどりの野菜
お浸し
煮物 温泉卵 ヨーグルト
シンンプルながら要所を押さえた朝食
ご馳走様でした。
宿の1階に掛かっていた写真
“明治時代の銀山温泉”とあります。
建築物や服装で時の流れを感じる一方、川と橋のある風景と趣は残したままの土地なんだなと 感心致しました
寄り道 ~瀧見館~ [古山閣(山形・銀山温泉)]
古山閣を出発後、新幹線の時刻までしばらく時間があったので
せっかく来た銀山温泉にもう少し入りたいと思い、
温泉街のはずれにあるこの階段を。。。
上がっていったところにある 瀧と蕎麦の宿『瀧見館』へ向かいました。
階段の後、少々急勾配の雪道を
不慣れな私たちはよちよち歩き
雪の中に滝をみつけ
先程までいた川沿いの温泉街が小さくなって。。。
瀧見館に到着です。
日帰り温泉入浴と蕎麦の昼食
少々到着が早くなってしまいましたが、温かくお迎え下さり
ロビーでしばらく待たせて頂きました。
館内はどこも美しく保たれ とても気持ちのよい居心地です。
宿の前身は一軒の蕎麦処だったいうことで更に期待が高まります。
。。。と その前に お風呂に入らせて頂きました
こちら姫の湯
静かに降る雪をいつまでも眺めていたかった いいお湯でした
こぢんまりとしながらも個室ですので落ち着いて過ごせます。
山菜に
こちらは 梅干しじゃありません(^^)さくらんぼ ↓ さすが山形
お蕎麦 美味しかったです
見た目よりしっかりボリュームもあり
これは蕎麦粉のお菓子だったはず
瀧見館での滞在は短時間でしたし今回宿泊しなかったのは残念ですが、
また訪れたくなるような あたたかな雰囲気を持った良質なお宿だと感じました
新幹線大石田駅にはお蕎麦屋さんがあるんです。
まさかの 入店です(^^;)
二人で一人前の注文をお許し頂いたので
鴨汁をつける板そばを美味しく頂戴致しました