湯宿 草菴~お宿篇~ [湯宿 草菴(島根・湯の川温泉)]
出雲の宿『湯宿 草菴』
JR山陰本線荘原駅から徒歩で約10分、出雲空港からも車で5分というアクセスの良さ。
色とりどりの雑木林
茅葺きの門をくぐる前から宿への期待が高まります。
“おちらと”とは出雲地方の言葉で“ゆっくりと・のんびりと”という意味だそう
柚子茶でほっこりと
こちらが ↑ フロントとレストランがある建物
客室は17室
今回宿泊したのは築120年の古民家を移築した『紫雲閣』
二階に4室、一階の3室には半露天風呂が付いています。
他に古民家離れ2室等があります。
一階『政』
日本伝統美を感じる格子と欧州アンティーク家具の融合
家具や置物ひとつひとつにこだわりを感じます
たてに長いこの客室の広さは100㎡
畳の小さな部屋も
飲み物も充実しています
紫雲閣一階には共有スペースがあり、客室とは違った寛ぎの時間が過ごせます
湯宿 草菴~夕食篇~ [湯宿 草菴(島根・湯の川温泉)]
夕食のお時間です
レストラン「すゞ奈」のあるこの建物は、飛騨高山から築111年の古民家を移築したものだそう
外観も内装も“紅”色が印象的です。
こちらはフロント
うつわ
器使いが美しいお料理
紅ズワイガニはこんな格好で
甘鯛と松茸はトマト仕立てで
ローストビーフ
穴子に湯葉をのせて
私たちが食事をしたのは二階でしたが、こちらは一階。
奥に見える黄色い部屋は、隣接する新しいレストラン棟のようで、
また異なった雰囲気が楽しめそうでした。
例によって満腹に達してしまったため
デザートは客室にて少し時間をおいてから頂きました。
湯宿 草菴~お風呂篇~ [湯宿 草菴(島根・湯の川温泉)]
客室のお風呂から
バスローブ
広々とした浴室スペースには、畳の休み処
肌触りのよい石を使った浴槽
磨り硝子の入った和の建具がとても印象的。
窓を開けていなくても明るく開放感が感じられます。
群馬・川中温泉、和歌山・龍神温泉と並んでこちら島根・湯の川温泉は
“日本三大美人の湯”なんだとか
とても素敵な響きですが、誰が言い始めたのか・・由来は明らかではないようで・・(^^)
いずれにせよ入浴にも気合い?!が入ります
大浴場というのはなく、共通のお風呂は貸切形式が6種。
瓢箪型の浴槽
窓にはステンドグラスが
檜風呂
漆風呂
こちらは来待石という松江市宍道町来待地区で産出される石を使ったお風呂で、
壁には瓦が埋め込まれ、洗い場は少し洋風な雰囲気。
夜の部屋風呂 手持ちのスマホで音楽を
気分が変わってよいものです。
湯宿 草菴~朝食篇~ [湯宿 草菴(島根・湯の川温泉)]
朝食も『すゞ奈』にて
一階の様子
昨夜と同じく二階の席へ向かいます
吹き抜けになっています
色とりどりの器が並び
ご飯は十穀米だったでしょうか
一品一品丁寧さが感じられるお料理です
うら☆うら★ 草菴 [湯宿 草菴(島根・湯の川温泉)]
山陰の旅
最後に向かった先は
ゲ ゲ ・・・
ゲゲゲのゲ~~~
JR境線『鬼太郎列車』
米子駅ホームに鬼太郎が・・・ 天井には一反木綿
なんかもう既に(^^;) わくわくしています
『ねずみ男列車』
ねずみ男さん 壁に シートに 天井に 盛り沢山です。
米子から境港までの16駅には愛称として妖怪駅名が
実際の駅名は( )括弧書きで控えめに(^^)
境港駅に到着。
目玉おやじとねこ娘列車もあるのですね
水木しげる先生を囲んで
ポストの上にも
駅から一歩出た途端 妖怪達が迎えてくれる
境港駅から800m続く水木しげるロードの両脇にあるブロンズ像は153体
サイズや形状も様々 表情豊かな妖怪についつい魅入ってしまいます
雨上がりどんよりとした空模様はまさに妖怪日和
古い町並みに妖怪が溶け込んでいます。
かわいいぬりかべさん ↑ ↑ ↑
橋のたもとに佇むは・・・ リアル鬼太郎?!
出没情報あり。
まず鬼太郎に会っちゃった 記念撮影にも無言で快く応じてくれました。
裸足の鬼太郎
下駄。。。 脱げちゃったのね
出玉おやじさん 小さくて可愛かった。
一反木綿 必死に張りついてます
握手しましょうか ねずみ男さん
ロードからちょっとそれて お昼休憩を
かわいらしい下水道のふた
妖怪神社
街を見守る目玉外灯
鬼太郎ポリス
タクシーにも目玉。
水木しげるロードは行きと帰り、道の反対側を歩くことでブロンズ像の他にも
かなりの発見があります。
そして最後に出会えた砂かけばばあ
電車をひっそり見送ってくれた姿が 何ともイイですね~アリガトウ砂かけ婆~~~
ひっそりとした境港の町に、あんなにもたくさんの妖怪が潜んでいる
賑々しさがない雰囲気がかえって印象に残る水木しげるロード
とても楽しい1日でした