山荘無量塔 〜お宿篇〜 [山荘無量塔(大分・湯布院温泉)]
湯布院といえば
Pロール(*^・^*)?!
B-speakの“Pロール”というロールケーキでも有名な『山荘無量塔』
湯布院を代表する御三家の宿の一つで、
一度は…いつかは…訪れてみたいそんな宿
チェックイン時刻より随分早く到着してしまい、荷物を預かってもらって散策でも と思っていたら
宿の前にはスタッフらしき方が立っていて、キリッと&温かくお出迎え下さいました。
滞在中に何度かこの母屋前を通りがかりましたが、いつもスタッフの方がいらしたように思います。
宿泊客を見守って下さっているのですね 感動デス。
古民家の再生を軸に、古いものと新しいもの、西洋と東洋を取り入れ
再創造することによって生まれたという無量塔スタイル。
一歩足を踏み入れただけで期待が高まっていきます
ロールケーキとコーヒーを頂いた“Tan's bar”
家具や装飾品一つ一つに味わいを感じ、何ともいえない心地よい空間が広がっています。
光注ぐ店内にはClassic♪♪、BarタイムにはJAZZが流れているのだそう
暖炉に火が入るとまた素敵なのでしょうネ
そしてもちろん(^^)/ロールケーキは思った以上に大きくてふわふわスポンジ
あれを食べるためにも また出かけたい行かなくちゃ。。。
こちらはShopであり談話室でもある“藏拙”
宿のオリジナル商品(粒マスタードや柚子胡椒、チョコレート等)の他、大分で活躍されている作家の作品、
大分の名産などがセンスよく並んでいます。
Shopの奥 こちらから先は宿泊者専用スペース
珈琲とほうじ茶を頂きました
美味しく穏やかな時が流れていきます
さてさて
そろそろお部屋へとまいりましょう(^^) …続く
山荘無量塔 〜お部屋篇〜 [山荘無量塔(大分・湯布院温泉)]
12室ある客室はすべて離れ。
古民家を移築したもの、新しく一から建てたもの、それぞれ間取りや趣も異なっていて
予約段階からHPとにらめっこ
空室のある中から今回宿泊したのが。。。
履き物は下駄の他にレインブーツもありました
15帖の洋室リビング
デッキで本を読んでみたりなんかして
こちらでコーヒーを入れたり
冷蔵庫の飲み物はfreeいろいろ揃っています。
10帖の和室
こちらで夕食となるのですが、掘り炬燵になっているので体が楽ですね。
浴衣 スリッパ 上着
可愛い緑の靴下は、足裏に滑り止めがあって安全です。
二階へとまいりましょう
8帖のベッドルーム
障子を開けると階下が見えます
二階にも洗面とお手洗い
こちらは一階のお手洗い
暖房もついていました。
山荘無量塔 〜夕食篇〜 [山荘無量塔(大分・湯布院温泉)]
夕食は客室にて
料理長が書かれたという達筆かつ味わいある御献立
春の訪れ 筍と蕗のとう
左の揚げ物は銀杏を寄せたもの
甘鯛の桜香仕立て 百合根のすり流し
河豚の薄造里(*^・^*)
そして関鯖
蛸旨煮の左上にある四角いものは、節分をイメージした豆まきの升だそうです
紅鱒のかわいい恵方巻きも
お醤油の白い小皿が美しく心惹かれました。ヴェネチアのエルコーレ・モレッティ社のもの・・のよう。ステキ〜
奥中央水仙に見立てた飾りもにくい演出。
お酒の器もおもしろかったです
大分県耶馬渓でお米を食べて育てられるという“錦雲豚”の摘み入れ鍋はお野菜たっぷり
五軍諸味焼き 牛肉を漬け込んで焼いたもの
羽釜のご飯は つや姫とこしひかりをブレンド
まさにお米が立っている
お料理は結構なボリュームがありましたのでご飯の量は控えめにして頂いたのですが
少しさっぱりした印象の白米。
気持ち もっちりした方が好みかもしれません。
苺のエスプーマプリン
プリンの上層にエスプーマ(泡状)された苺が
はちきれんばかりのお腹にも美味しいデザートでした。
ちゃっかりおにぎりも頂きました。
山荘無量塔 〜お風呂篇〜 [山荘無量塔(大分・湯布院温泉)]
大浴場や共通利用のものはなく、客室のお風呂をゆったり楽しみます。
広い脱衣所
アメニティはMARKS&WEB
自宅で使っているものもあり、深呼吸したくなる癒やしの香りに嬉しくなります
タオルも程よいふわっと感で気持ち良い〜
源泉掛け流しのお湯
窓の向こうには木立が見え、時には窓を開けてみたりしながら快適な時が流れていきます。
共通のお風呂があると、ついつい欲張って足を運んでしまうので
“客室のみ”というのはかえって私たちに寛ぎを与えてくれるのかもしれません。
山荘無量塔 〜朝食篇〜 [山荘無量塔(大分・湯布院温泉)]
朝食は母屋にある『茶寮 柴扉洞』にて
こちらの個室も掘り炬燵ですのでゆったりと食事をたのしめます
和食・洋食から選べます 布にくるまれたパンは温かいまま登場
上は和のおかず各種 手前にはジャム・バターが並びます。
左から2番目 洋梨にコショウをきかせたジャム意外な組み合わせでおもしろかったです。
ソーセージにはプチプチ粒マスタード 真ん中 ポーチドエッグ?になるかしら美しい色形です
だし巻き卵 野菜の炊き合わせ かわいいサイズの魚
量も程よくバランスのとれた朝食です。
うら☆うら★山荘無量塔 [山荘無量塔(大分・湯布院温泉)]
チェックアウト後も“無量塔”の旅は続きます
蕎麦 Murata『不生庵』
由布院盆地を見下ろしながら
盛り蕎麦
こちらは黒豚蕎麦 とろ〜っとしたチャーシューに白髪葱
お好みで一味 黒七味 柚子胡椒 黒胡椒等をサッとふりかけて
いくつか試してみましたが、中でも黒胡椒が一番好み
名物なだけあってとても美味しい黒豚蕎麦でした。
ここは不生庵の隣にあった小さなギャラリー
無量塔さんとは関係ありませんが、ちょこっとお邪魔してみました。
言葉や文章に絵が添えられた作品。お気に入りが見つかるかな
無量塔ワールドに戻りましょう。。。
昼食後は『artegio』へ
音楽にまつわるアートを集めた施設
楽譜が重なり合ったオブジェ
音楽に関連した書物も
そして建物の一角には“ゆふいんラヂオ局”が ON AIR中でした
artegio に併設されているchocolatier『theo murata』
チョコレートを中心に洋菓子やギフト商品の数々が並びます
カラフルな筒にはアーモンド等のナッツ類またはコーヒー豆をチョコでくるんだ“チョコレートビーンズ”
その上の小さな茶筒のような入れ物には玉露等 茶葉を閉じ込めたチョコレートが
目も心も奪われます
お土産と自宅用に いくつか購入。
ギフトショップの横にはカフェ『the theo』
もちろん寄ってみました。
入った瞬間気に入りました この空間
コースター お手ふき 窓のガラスまでおしゃれ 楽しくなってきます
アールグレーのチーズケーキ
“無量塔”の世界観に浸った時間
どの部分を切り取っても一辺倒でなく洗練されているのに、なぜか堅苦しくも感じない空間
働く皆さんがこれまた穏やかで誠実な雰囲気
すごいですね〜 無量塔さん(*^・^*)
また行ける日が来るかな。。。