長寿館 〜お宿篇〜

法師温泉『長寿館』は群馬県みなかみ町 上信越高原国立公園内にある創業140年余りの老舗温泉宿。

新幹線上毛高原駅からバスで50分程

タクシーだとしても所要時間しっかり30分で料金は8千円超え

標高800mという高所に位置するので、この猛暑の夏にクーラー要らず(*^_^*)

涼しく過ごしやすいところです。

タイムスリップしたかのような情緒ある佇まい

本館そして別館は国の有形登録文化財に指定されています

玄関

入って左手にある囲炉裏には夏にも薪がﾊﾟﾁﾊﾟﾁ燃えています。

こちらは　随分間になりますがJRの“フルムーン”旅行の宣伝ポスター

長寿館の法師乃湯で撮影され有名になったのだそう

なんだか迫力ある素敵な一枚ですね。

加えて

近年では『テルマエロマエ2』のロケ地として法師乃湯や玄関等の風景が使われています。

立派な剥製

売店には群馬県のご当地キャラ“ぐんまちゃん”も

どこを歩いても歴史は感じれど　不思議と古さは漂いません(^^)

こちら法隆殿は本館・別館に比べると比較的新しい建物で、部屋が少しゆったりしています

宿のすぐそばには美しいせせらぎ

自然に包まれ、身も心も安らぎます

長寿館 〜夕食篇〜

夕食

掘り炬燵になっている食事処にて

お隣さんの声は聞こえるものの姿は見えず

群馬に乾杯　ご当地ラベルはいいものですね

麦豚はしゃぶしゃぶして胡麻だれで頂きます

お吸い物は小鍋で登場　

生麩・三つ葉・幅広の麺は“お切り込み”という群馬の郷土料理

そしてその下にはスッポンが隠れています

冷やし鉢　玉子豆腐・じゅんさい・海老・巨峰

　　鮎〜〜〜

お造り　

オレンジ色は“ギンヒカリ”という地元群馬の最高級ニジマス

鯉の洗い、トロ湯葉、刺身こんにゃく

香の物　　　大根のサイズが随分違ったので比べてみました^^

煮物は茄子・椎茸・人参・絹さや・高野豆腐の鶏そぼろ餡

山フグ（＝ナマズ）竜田揚げ、丸いのはずんだ揚げ　

山の幸のお供に谷川岳　すすみます

南魚沼産コシヒカリ

懐かしい味わいデラウエア　久々に食しました

地産地消　地元の食材をいかしたお献立は、ボリュームもありすぎず美味しく頂きました。

長寿館 〜お部屋篇〜

宿泊したのは法隆殿の2階

『こぶし』

和室と　椅子が置かれた広縁

鏡台もありました

左手渡り廊下の向こう側が本館になります

そしてこちらは４畳半くらいでしょうか　掘り炬燵とテレビが備えられています

長寿館 〜お風呂篇〜

『法師乃湯』

間仕切りされた浴槽が印象的な歴史を感じる湯殿

映画テルマエロマエ2で主人公が古代ローマからタイムスリップしてくるのも納得

浴槽の底には玉石が敷き詰められていて、その隙間から温泉がポコポコと自然湧出しています。

もちろん源泉100％

各浴槽の温度が少しずつ違いますので全部入ってみましょう♪

そしてこの法師乃湯は“混浴”

温泉を守るため水着やタオルの使用はＮＧです。

ただし20〜22時のみですが性専用時間という設定がありますので(^^)ご安心を

湯上がり処

温泉の説明＆時間割表

マッサージと販売機コーナーもあります

こちらは『玉城乃湯』

広々とした湯殿は檜とヒバ造り

庭園露天風呂もあります

法師乃湯は湯船のみでしたが、こちらは洗い場も数カ所設けられています。

ただ、シャワーは右端の一箇所のみ^^です。

夜の雰囲気

三つ目は『長寿乃湯』

小ぶりな浴室ではありますが、足元から湧く温泉が常に溢れ出ていてとても気持ちの良いお風呂

三箇所甲乙つけがたいですが、ここが一番好きかもしれません。

こちらにシャワーはありませんが、お湯汲み場が三箇所ありますので結構スムーズにスイスイ洗えます

長寿館 〜朝食篇〜

朝ご飯

前夜と同じ個室へ

窓の下にはせせらぎ

いただきます

しじみの佃煮　　サラダにはヤングコーンと生ハムも入っていて美味しかったですﾖ

湯豆腐　

お味噌汁の具材はなめこと豆腐

量も程よい朝ご飯ご馳走様でした。