松乃碧 〜お宿篇〜 [加賀屋別邸 松乃碧(石川・和倉温泉)]
言わずと知れた日本を代表する名旅館『加賀屋』
232室という客室数を保ちながら“おもてなしの心”を第一にトップを走り続けるお宿。
残念ながら訪れたことがなく、一度は・・・と思っていましたところ・・・
まずは別邸へ行くことに致しました(*^_^*)
加賀屋別邸 松乃碧
全31室 中学生未満は残念ながら泊まれません
おとなのための宿。
黒い壁が印象的な玄関
中へ入ると高い天井、がっしりとした柱が何本もあり重厚な雰囲気
ロビーの大きな窓からは日本海
空と海松の碧が美しい風景
こちらは茶室
庭側から見た建物
お茶菓子も松の葉のよう
石川県出身のパティシエ辻口博啓氏『ル ミュゼ ド アッシュ』の焼き菓子も美味しく頂きました。
ショップ 地元の特産品や加賀屋オリジナルの食品などが並びます
夜はこんな感じ
こちらはBar
夜の松もまた良いものです
大人のぬり絵 翌朝のお楽しみにしました
松乃碧の館内には美術館があり、輪島出身の漆工芸家・角 偉三郎氏の作品が展示されています。
〜美術館に泊まる宿〜とサブタイトルが付いている松乃碧
堅苦しさはなく、荘厳な空気が漂っています。
松乃碧 〜お部屋篇〜 [加賀屋別邸 松乃碧(石川・和倉温泉)]
全31ある客室は和室・和洋室・露天風呂付広めの客室があるそうですが
今回泊まったのは和洋室『支子 KUCHINASHI』
お香のかおりが立ちこめています
全ての客室から七尾湾が見渡せるそうです
和室ですがソファがあるのは嬉しいこと
“YUKIZURI”は雪吊りの縄をイメージしたという辻口シェフの焼き菓子。
ベッドルームがフローリングの洋室となっています
広縁のマッサージチェアはなかなかの使い心地(*^・^*)
静かな海を望む景色も心を穏やかにしてくれます。
日本茶・コーヒー
おつまみ・ビールやジュース・ペリエなど充実した飲み物はfree
他にも食事処、バー、湯上がり処など施設内のサービスが料金に含まれるインクルーシブシステム。
これは北陸初なのだとか
さすが“加賀屋”様 新しい取り組みをされているのですね。
水道のレバーにも松乃碧
アメニティも各種揃っています
客室風呂は温泉ではなく、今回は利用しませんでした。
松乃碧 〜夕食篇〜 [加賀屋別邸 松乃碧(石川・和倉温泉)]
楽しみな夕食の時間
食事処は半個室と窓側のカウンター席があります
七尾湾を見渡すロケーション
お料理は体の調子を整える“食前酢”から始まります
不老長寿スープはすっぽんと糸ふかひれ
松乃碧 素敵な美しい器で登場したのは地魚を中心としたお造り
オールインクルーシブ 美味しいお料理にお酒もすすみます
冷酒をお願いしたところ升には“福増”の焼き印
〜福が益々増しますように〜という思いをこめて、ご担当下さったスタッフご自身の升なのだそう(*^_^*)
有り難うございました
八寸 太鼓 笛 琵琶 なんと愛らしいのでしょう
細長い笛の中には 栄螺べし(塩漬け)、五郎島芋、銀杏などが上手に並んでいます
こちらは能登へしこ寿司 蓮の葉の上で涼しげ
竹の籠が運ばれてきました
焼き物 能登牛とのどぐろ
黒藻酢と赤西貝
合鴨の治部煮 里芋・椎茸・生麩・金時草 鴨のいいお味出ています
きのこご飯
果物の梅ジュレがけ
抹茶と能登ミルク寄せにあんこが挟まっています 金箔とは加賀らしい〜〜
お料理・美しい食器・演出 すべてにおいて心地よく充実した夕食
さすが加賀屋別邸すっかり虜にまりました。
松乃碧 〜お風呂篇〜 [加賀屋別邸 松乃碧(石川・和倉温泉)]
七尾湾を臨み 海を感じる露天風呂
こちらは女性大浴場“黄昏の湯”
隔たりを感じず海と繋がっているような開放感あふれるお風呂
脱衣所は棚や籠・椅子などに白を用いて明るい雰囲気
お風呂場入り口は華やかな印象
湯上がりサロンも素敵
3種の味が揃うアイスクリーム
他に小さなビール、“能登ミルクのむヨーグルト”もありました。
中庭にはシダ植物のモクセイシダ 壁にかかった額は“休日” 美しい伝統工芸品
これらが癒合し、落ち着いた湯上がりスペースとなっています。
男性大浴場“暁の湯”
こちらの露天は岩風呂です
松乃碧 〜朝食篇〜 [加賀屋別邸 松乃碧(石川・和倉温泉)]
朝ご飯は
カウンターで頂きました
能登ミルクのむヨーグルト
血液さらさらサラダ
かじきの昆布〆
能登産こしひかりはストウブのお鍋で登場
デザートはデラウエアとメロン
本当に見晴らしがよい食事処です
朝食後は一階のロビーで。。。
塗り絵のお時間です
このソファから見える風景に色をのせていきます。
色えんぴつ クレパスを手にするのはいつぶりでしょう(^^) 懐かしい感触
ちょっとおとなしい色合いではありますが(^^)なんだか楽しかった 完成デス
うら☆うら★松乃碧其の一 [加賀屋別邸 松乃碧(石川・和倉温泉)]
和倉温泉への行き&帰りに乗った のと鉄道の観光列車
『のと里山里海号』
七尾⇔穴水を普通列車よりゆったり時間をかけ、風景をたのしみながら走っていきます。
七尾発12:38の列車
さより
座席にはフィナンシェとペットボトルのお水
こちらは“寿司御膳プラン”軽食感覚で一人分を事前に注文していました。
和倉温泉の寿司店「能登すしの庄 信寿し」のお料理です
なかなかの充実ぶり美味しかったです
途中、能登中島駅に10分間停車
鉄道郵便車「オユ10」という車両を見学出来ます。
棚にある郵便物は実際のものではありません^^
仲代達矢さんが主宰する劇団『無名塾』が1985年から合宿に訪れていたことが縁で、駅から徒歩20分程の場所に
能登演劇堂が1995年に誕生したのだそうです。
色んな舞台が上演されてきたたのですね駅舎にポスターが何枚も貼られていました。
美しい七尾湾の風景
家の屋根が黒々と光っています。
お手洗いも海を感じます
トンネル内にはイルミネーション
こんな車両も走っているようで、のと鉄道さん頑張っています(^^)/
終点 穴水駅に到着
駅の横には品揃え豊富なお土産店がありました。
穴水から折り返し^^再び『里山里海号』に乗るまで時間があったので
再び軽食をと立ち寄ったのがこの渋めなお店『フリースタイル』
純喫茶という雰囲気の佇まい
メニューを見ると飲み物以外の軽食も豊富で悩みましたが、ラーメンとアイスコーヒーをオーダー。
おいしかったですよ〜
他にも何組か観光客が入ってこられ、ナポリタンやカツカレー等を注文していました。
穴水から乗った際のお土産は塩サブレ塩バウム
辻口シェフの焼菓子(*^_^*)美味しいですね〜
そしてスイーツプランをまたも一人分だけ注文 これも美味でした
木々の緑が美しく印象深い能登鹿島駅
ここはNHKで昨年放送されていた「運命に似た恋」というドラマロケ地。
見ていたのですわたくし。*おとなりに居合わせたマダムもご覧になっていたとのこと*
あぁぁ〜♡と^^ちょっと感動。
思い浸りながら。。。佇んでみました。
ジンベエザメみたいです
牡蠣かしら
列車は和倉温泉駅に到着です。
うら☆うら★ 松乃碧其の二 [加賀屋別邸 松乃碧(石川・和倉温泉)]
和倉温泉駅にいた“わくたまくん”にサヨナラして。。。
乗り込んだのはJR七尾線観光列車『花嫁のれん』
赤のボディに艶やかな花模様
車内は一層煌びやか(*^・^*) 輪島塗の伝統的な図柄が描かれた金の壁や天井ももちろん豪華なのですが
椅子のはっきりとしたピンク色にドットという斬新さ 思い切ったデザインに目を奪われました
色んな色を組み合わせつつも派手さだけで終わらない美しさ
こちらは1号車
加賀友禅をあしらった8つの半個室席もありました
和倉温泉12:07発の列車には和軽食プランがありますので、例によって一人前を事前予約。
加賀屋料理長監修のお弁当は、少しずつ多種のおかずが詰まっています。
こちらは 電車乗り換えの金沢駅で購入したものですが。。。
蟹^^です
観光列車に乗るとみなさん(私たちも含め)とても楽しそう
車内見学・撮影・風景・土地の食べ物などなど 限られた時間で満喫しようと
やや必死になってしまいますが^^いいものですよ
未だという方 一度お試しになってはいかがしょうか。