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はづ合掌 ~お宿篇~ [はづ合掌(愛知・湯谷温泉)]


豊橋を出発し途中から単線になった列車は、緑をかきわけるように進み湯谷温泉駅へ到着。
山あいののどかな風景が広がり商店が数軒あるもののとても静かな駅前である。
迎えて下さった車で走ること5分、更に山へ入り槙原渓谷を眺める集落にはづ合掌は建つ。
1000坪といわれる敷地に宿の名通り立派な合掌造りの構え。玄関を入って高い天井
黒々とした太い梁や柱に皆まず目を奪われ見上げることでしょう。

“お帰りなさいませ”と宿の皆さんに迎えられた後、渓谷をのぞむテラスに案内され
お茶と紫芋で作られた色鮮やかな羊羹を頂く。

当日はあいにく緑を濡らす雨模様だったけれど、谷下から聞こえる川や雨音が一層心を
落ち着かせてくれたようだ。そばには暖炉があり雑誌なども豊富に揃えられ寛ぎの場所。
冬には火が入り、きっといい雰囲気なんだろうな~。
廊下を進み案内された部屋は2階建の一階にあたる。長い廊下を持つこの宿泊棟も
お屋敷のような合掌造り。なのにこちらの宿、一日五組しか泊まれません。。。スゴイ

お風呂は先程のテラス側からちょっとした崖を下った所に二つ。
檜の半露天風呂と、渓谷を見下ろす岩露天風呂。この岩風呂、谷に張り出していて眺望が最高☆
とっても素敵だったので写真をTOPにもってきてしまったぁ(*^_^*)

はづ合掌



はづ合掌 ~食事篇~ [はづ合掌(愛知・湯谷温泉)]

夕食の場所は食事処「シャラ」にて。他の宿泊客との間仕切はありませんが、天井も高く広々と
していて何せ多くて五組です、全然気になりません。
もう一箇所「都ワスレ」というお部屋もあるようですし。
お風呂上がり、こちらの宿では浴衣にかわって作務衣を着用します。
足を崩しても・食事に夢中になっても♪気にならないところが◎

一品づつ運ばれてくるお料理は海・山の素材を活かし、煮凝り、飯蒸し、お造り、煮物、
飛騨コンロを使って魚を目の前で焼くなど郷土色豊か。お料理の盛りつけ食器も工夫がなされ、
目でも存分に楽しませてくれました。

デザートとしてフルーツのゼリー寄せに続いて宇治金時が登場した時は嬉しかった~。
でもお腹は、、、楽々作務衣のはずなのにはちきれんばかりでした。

朝食にもたくさんのおかずが並び美味しくいただけるのですが、中でも印象深いのは
目の前で作られる“手桶豆腐”。桶に熱した豆乳を入れ、にがりを加えながらかきまぜると
徐々に固まっていき熱々の豆腐のできあがり。演出お味ともに忘れられない逸品です。


うら☆うら★はづ合掌 [はづ合掌(愛知・湯谷温泉)]

チェックアウト後、次に向かった先は徒歩で行ける『湯の風HAZU』という宿。
実はこの湯谷温泉には『はづグループ』の宿が合計4件。
せっかくなので~はづ温泉はしご~が出来ないものか?と探してみたところ、
昼食・温泉がセットになった湯の風プランなるものを発見いたしました。
ちょうどこちらの宿でもチェクアウトを終えた時間帯だったので人は少なく
川に張り出したお風呂は景観もよく、快適でした。


このグループ、他にも同じく愛知県内渥美温泉と西浦温泉に一件ずつあるそうですが
これらはリゾートホテルのようで、特に西浦温泉「和のリゾートはづ」は海を臨む立地
エステなど施設面も充実しているようで気になるところです☆


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