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作右衛門宿 ~お宿篇~ [作右衛門宿(静岡・伊豆熱川温泉)]

伊豆熱川温泉の「作右衛門宿(さくえもんやど)」
ここを訪れたのは秋でした・・・

こちらは一日に三組しか宿泊できないという宿。
伊豆熱川駅から電話を入れたところ迎えに来てくださり、車で約5分程度山を登っていくと到着。

築300年を超えるというお屋敷。木々にもその歴史が感じられ 山桃など様々な緑が広い敷地を
彩ってました。宿泊部屋は母屋の裏手に立つ「蔵」(上下一部屋ずつ)、また石段を登ったところに
「離れ」があります。私達が宿泊したのは蔵の一階。
蔵は「なまこ壁」という独特の風貌を持ち、入り口は重たい木戸。鍵は無く「お休みになるときは
中からこのつっかえ棒を鍵代わりに使ってください~。」と宿の方・・言われた時は(^^;)さすがに
びっくりしましたが、なんだかおおらかな土地柄が感じられ楽しい気分になりました。

更に驚くことにチェックイン・アウトの時間が決まっていないこと。
どんな風に切り抜けていらっしゃるの?と行く前は不思議だったのですが、宿の雰囲気そして働くみなさんの温かさが心を和らげてくれるので、待ったり譲りあったり ということができるのかな と。
残念ながら滞在中、作右衛門さんにはお目にかかれませんでしたが、とても素敵な女将さんと
接することが出来、心温まる時間を過ごしました。
親戚のお家を訪ねたような 懐かしく穏やかな気持ちになれるそんな宿ですね。

この宿に着いたのはお昼頃でしたが、母屋(山桃茶屋)では美味しいお出迎えを受けました。
それは・・・「うら☆うら★作右衛門宿」でご紹介したいと思います。

作右衛門宿


作右衛門宿 ~夕食篇~ [作右衛門宿(静岡・伊豆熱川温泉)]

作右衛門宿での夕食は山桃茶屋で。
ということは。。。

山桃酒から始まり始まり~
でました♪伊勢エビ

続いてどどんとイサキのお造り登場。  なになに 天ぷら 茶碗蒸しも

なんと、猪鍋まで登場です。

嬉しい悲鳴を上げる一方、ちょっと困ってしまったのは
これらすべての料理が続々と一気に登場したこと。
冷たいものは冷たく、温かいものは温かいうちに・・・と 心ははやるものの焦るばかりで(^^;)
自然と最後にはお造り系が残ってしまいました。

けれど、お腹一杯になってしまい及ばなかったかやくご飯を、おにぎりにしてお部屋に
お持ち下さったのは有り難かった。。。
一緒に頂いたりんごとみかんもとても美味しかったな~


作右衛門宿 ~お風呂篇~ [作右衛門宿(静岡・伊豆熱川温泉)]

作右衛門宿では一日最大三組のお客さん、ということはお風呂の規模は小さめ。
でもなかなかスリルのあるもので。。。(^^)

早い時間にチェックイン出来たので 日の高いうちから露天風呂へ♪
蔵と同じく脱衣所にもやはり鍵はなく つっかえ棒で調整。
さぁお湯につかりましょ♪と外へでてみると垣根がスキスキ(@.@) 
しかもその向こうには、離れへと上がっていく人の姿が見える(^^;)
ということはあちらからも?!滑り込むようにお湯へと
でも・・お湯が少しぬるかったのと、あまりの落ち着かなさに滞留時間数分。
っふ~ あぶない

で、夕食後に再チャレンジ。するとお風呂場には灯りがともされ 湯にはたくさんの蜜柑が
ポコポコ浮かびとてもよい香りをはなっていました。
お湯加減もちょうど良く最高のバスタイムに☆
やはり早い時間にはりきり過ぎて入ってはいけなかったのですね。

部屋付き こちらは大木をくり抜いた湯船。
お風呂サイズとしては小さいけれど、なかなかこういうタイプには巡り会わないので興味深く
石でできた五右衛門風呂の木バージョンってところでしょうか。





作右衛門宿 ~朝食篇~ [作右衛門宿(静岡・伊豆熱川温泉)]

11月後半ということもあり冷え込んでいた作右衛門宿の朝・・・
「山桃茶屋」には火が入れられていました。








前夜登場した伊勢エビが今度はお味噌汁で
また宿特製のお漬け物が数種 など
色んなおかずが並びますが量も程よく、ホッとする朝食でした。

親戚の叔母さんのお宅にお邪魔したような、
そんな感じの宿であり。。お食事でした。


うら☆うら★作右衛門宿 [作右衛門宿(静岡・伊豆熱川温泉)]

チェックイン時間が決まっていないという嬉しさから、かなり勇んで作右衛門宿に到着して
しまった私達は、まず「山桃茶屋」に案内されました。
お疲れ様♪と出して頂いたのが「へらへら餅」

これは(*^_^*)おいしい!絶品でした。
自然薯や卵、小麦粉をこねて平たい形にゆがいたのを、ごまダレたっぷりかけていただきます。
ヘラヘラ~と笑ってしまうほど美味しいことからついた名前だそうで・・・本当かな?

さらに、お部屋に入るまでまだ少々時間があった私たちは、そのまま昼食を頂くことに。
恒例のお蕎麦です

朝食篇で様々な自家製漬物があることにはふれましたが
それ以外にジャムや梅干しなどもあり、買って帰ることができます。
特筆すべきはサマーオレンジを使っているというジュース☆★☆
その名も『濃縮みかんジュース』←チョット違っているかも(^^;)
朝食の最後、爽やかに登場したのが出会い。んっ?!美味しい と思い
大きなペットボトルだったけど“買おう!担いで帰ろう!!”と気合い入れ覚悟していた。。。ところ
お土産で一本持たせてくださいました(0^_^0)
帰宅後もお湯で割ってほっこり気分を味わいつつ、作右衛門宿を懐かしんでおりました。

      でも。。。写真がない。。。撮り忘れ。。。しょんぼり。。。


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