茄子のはな ~お宿篇~ [草木染めの宿 茄子のはな(静岡・伊豆高原)]
伊豆高原駅からタクシーに乗り、大室山のふもと 高台に車が到着。そこから木々に囲まれた 石段をずーっと下っていったところに草木染めの宿『茄子のはな』は建ちます。その途中見える 海を臨む絶景は階段が急な為、恐がりの私にはあまり楽しむ余裕ないまま・・・ 到着したロビーは小さいながら明るく、花が綺麗に生けられていていました。
間もなく滞在中の食事処となる『まめ』という小部屋に通され、お茶とお菓子を頂きました。 その後、階下の客室へと。。部屋名は同じく『まめ』。
客室はすっきりと美しく整えられ、部屋からの眺めは伊豆諸島の島々を臨む素晴らしいものでした。
茄子のはな ~夕食篇~ [草木染めの宿 茄子のはな(静岡・伊豆高原)]
食事はチェックイン時お茶を頂いた食事処で。 滞在中“まめ”の部屋 と一貫されいてるので、自分だけのスペースのように感じられ 落ち着けます。ただ、隣とは壁で仕切られているものの、上の方は空いているので 声が抜けるらしく、話し声・時には歓声が聞こえてくることもありました。
お料理は富戸港から届く旬の海幸、季節の新鮮な野菜がふんだんに使われ、盛りつけや器など 目でも楽しめるもの お品書きがありましたが具材名等は記されておらず、これは想像力を掻き立て 実際運ばれてきた時に感動を与える という演出だったのかもしれません(^^)
山の幸 茄子の田楽
かぶらの蒸し物 箸休めシャーベット
魚介の石焼き
焼きおにぎり茶漬け
お料理のペースもゆったりながら程よく、説明も丁寧にしてくださり 楽しい時間が持てました。
量も美味しいまま全てを食べ終えられる適度なものでしたし。夕食後部屋にはゴマプリンが 届けられていて胸が躍ったのですが さすがにこれはすぐさま“いただきます”♪ という訳にはいきませんでした
茄子のはな ~お風呂篇~ [草木染めの宿 茄子のはな(静岡・伊豆高原)]
こちらの宿全6室のうち、一番奥に位置する『まめ』のみが岩風呂 他は陶器のお風呂のようです。
岩風呂には滔々とはいきませんが湯が流れ落ち、山の斜面に立地していることから緑も多く、 時折木の葉も舞い降りたり雰囲気も◎。何より広さがたっぷり!ちょっと泳げそうでした。
11月にしては冷え込んでいたこの日でしたが、一旦お湯に浸かってしまうと身体ぽかぽか 頭はヒンヤリ。気持ちのよい時間が過ごせました。
石鹸・シャンプー・体にもみこむソルトに至るまで“炭”づくし 真っ黒々です 洗面所には赤い陶器が用いられていました。 こちらの宿 正しくは『草木染めの宿 茄子のはな』といいます。 宿名通り浴衣も草木染めでしたよ♪
部屋付きの露天風呂は寛げるもの。でも 欲を言えばもう一箇所
共通のお風呂があれば。。。更に充実した気持ちになれるのにな と思いました。
茄子のはな ~朝食篇~ [草木染めの宿 茄子のはな(静岡・伊豆高原)]
おはようございます と 私達を待ってくれていたのは壬生菜ジュースさん。
こういうメッセージでホッと心が和むものなのですね
籠に乗せられた小鉢にはほうれん草のお浸しや茶碗蒸しが
伊豆方面の朝食には定番鯵の干物
旅立ちの前にいただいたお茶と栗きんとん。 部屋から直接チェックアウトではなく、ワンクッションあるのは余韻があってよいものです。