風の谷の庵 ~お宿篇~ [天の丸別邸 風の谷の庵(愛知・蒲郡)]
蒲郡に降り立ったところ、ちょうど宿のマイクロバスを発見^^ 女性4人組グループさんに混ざって乗せて頂きました。 宿へはそんなに時間がかからないものの結構な山登りムード。みるみるうち街は遥か下に。
ほぼ頂上に到着し、通されたのはこちら。 板張りのスッキリとした空間で、飲み物を頂きます(滞在中いつでも利用可) 貸し出し自由の書籍が並び(内容はもう一息。。かしら)、秋から冬にかけ活躍しそうな暖炉もあります。 デッキからは山の景色が望めます。
チェックインを終えた後、部屋へと案内してもらうのですが、敷地内を小ぶりな車で送ってもらいます。 その発車時に鳴らされる↓ドラの音。珍しい趣向です。
↓ 小径の途中にある休憩場所。ここにもフリードリンクが用意されています。
全10室あるお部屋は、メゾネット型もあるなど少しずつ様式が違うようで、 私たちは囲炉裏の付いた『浅葱』に宿泊しました。
囲炉裏の間、和室、そしてベッドを置いた寝室、ゆったりとした和の造りで窓面も大きく開放感があります。 CDプレーヤー、お香、そして☆星★を楽しむ双眼鏡もあるなど、部屋での寛ぎを大切にしていることがわかりました。
『みやこ』に続いて、ここでも女性の浴衣が選べました♪
風の谷の庵 ~夕食篇~ [天の丸別邸 風の谷の庵(愛知・蒲郡)]
風の谷の庵での夕食は、もちろんお部屋で
夕暮れを見守りながらの食事となりました
まずはキウイ酒で乾杯 そして前菜が数種並びます
完熟トマトがドレッシングにつかっています アスパラ寿司
鰈の一夜干し
三河湾海の幸 お造り
若筍蒸し
板さん登場 目の前でハタが三種揚げされていきます
目張の旨煮
甘鯛杉板焼き
三河牛ステーキ
果物 そして奥は“金魚草ミント寄せ”カワイイ
メインはお魚(甘鯛)お肉(三河牛)のいずれかを選ぶのですが それでもなかなかボリューム 食材ツヤツヤ 器も鮮やか☆目でも楽しめるお料理です。
ぽっこり膨らんだお腹を抱え部屋に戻ると、お布団とともに私達を待っていたのは こちら
尾州 早寿し *江戸時代後期、酒や酢を飯や具材に混ぜることにより酸味を出し、その場で作り食べるのが現在の寿司の 形に近くなったもの。作ってその場ですぐ食べられることから“早寿し” と呼ばれたそうです。
ご覧の通り お米にもてりがあり、酸味のお蔭でさっきまでいっぱいだったお腹の中にス~ッと吸い込まれていきました。
風の谷の庵 ~お風呂篇~ [天の丸別邸 風の谷の庵(愛知・蒲郡)]
部屋からゆったりとしたデッキに出ると陶器の露天風呂が備えられています。
鮮やかなブルーという色合いが少し意外な感じもしましたが、デンファレの花びらが映えてキレイでした。
お湯が見えなくなるくらい花びらを浮かべてみたかった気もします(*^_^*;)
こちらは室内にある猫足バスタブ。 シャワーと猫足が金ピカッ
せっかくなので泡。。泡。。。にしてみました。 バスローブも用意されていて結構なゴージャス気分に浸れます。
『風の谷庵』には部屋付きお風呂のみで共有の大浴場・貸切風呂などはありません。 けれど近くにある『天の丸』本館のお風呂を利用することができます。
リクエストすれば部屋から天の丸まで車で送り迎えしてくれます。また、タオルも本館フロントにて無料で借りることができます。私達は、行きは車、帰りはのんびりと歩きました。お好みでどうぞ。
南十字、北十字と名付けられた展望露天風呂は男女に分けられていて、広さはありませんが内湯と露天があり、三河湾を一望できる見晴らしはなかなかのもの。夜は街の明かり そして星が綺麗なのかもしれません。 そしてもう一カ所大浴場も利用出来たのですが、そちらは普通・・・『天の丸』建物自体結構年期が入って いるので昔ながらの大浴場といった感じでしょうか。
風の谷の庵 ~朝食篇~ [天の丸別邸 風の谷の庵(愛知・蒲郡)]
朝のお膳には色とりどりの綺麗な小鉢がたくさん並びます。 旅宿の朝食に意外と出てこない納豆の登場に 一人は喜び 一人は・・・困惑気味 匂いに耐えかねる彼を前に 大好物な私は練って練って&練りまくり(^^;)二人分美味しく頂きました。
豆乳を火にかけ その場で熱々豆腐が出来ていきます。
旅立ちの時 余韻に浸りながらお茶を一杯。
風の谷の庵を出発した私達が向かった先は・・・コチラ
詳しくは「うら☆うら★風の谷の庵」でご紹介します!
☆うら★うら風の谷の庵 [天の丸別邸 風の谷の庵(愛知・蒲郡)]
風の谷の庵を出発した私達が向かったのは 岡崎にある八丁味噌の老舗『カクキュー』 です。
八丁味噌とは、徳川家康に代表される三河武士も兵糧として持ち歩いたという、固くて色の黒い濃厚な豆味噌。その名の由来は、岡崎城から西へ向かって八丁(約872m)、矢作川と東海道が交差する 八丁村で盛んに造られたことにちなんでいるそうです。
写真の本社事務所 そして蔵は登録有形文化財に登録されているそうです。 ハイカラで黒・白・そして看板の赤が目を引くモダンな作りです。
こちらでは会社見学が可能。本社事務所や資料館・蔵をガイドの方が30分程案内して下さいます。
人形には思えない程^^ 今にも動き出しそうです
見学に訪れる人はいっぱい! この地が舞台となったNHK朝の連続小説『純情キラリ』が放送中だった せいもあったのでしょうね。
良質の大豆と水、そして食塩 これが八丁味噌の原料
この大きな桶に入る味噌は6トン上に積み上げている石は3トン!?! 温度調節はせず熟成させていくそうです。
○十年ぶりの^^社会見学を堪能した帰り、近所のうどん屋さんで腹ごしらえ。 もちろん八丁味噌を使った味噌煮込みも食べました。
お土産は「有機八丁味噌」と「味噌煮込みうどん」を購入。
なんと見学者には、もれなく「赤出し八丁味噌」が頂けます太っ腹~~♪