藤もと ~お宿篇~ [旅館藤もと(熊本・奥満願寺温泉)]
さて、『望洋楼』の記事で一時中断しておりました九州旅行もいよいよ(ようやく?!)最後のお宿。 南黒川温泉『竹ふえ』から程近く 奥満願寺温泉『藤もと』へ。 奥深い竹林に迷い込んだ感のあった竹ふえに対して、こちらの宿はのどかな田園風景の中 川沿いの宿といった風情です。
建物は平家造りで中庭をぐるり廊下が廻っています。
廊下の雰囲気は昔の学校のよう。
部屋はシンプルな座敷ですが窓側にはベンチが置かれ 鮮かな緑がのぞめます。
炬燵ってまったりと寛げるんですよね~
お茶とともに登場したぼたもちサン。 なんだか懐かしく見ていて嬉しくなるこの風貌。 お味も甘さ控えめ、ぺろりと頂きました。
ここは湯上がりにも休憩できるスペース。 左の奥にはパソコンが一台設定されています。
カウンターはバーコーナー?。
この浴衣 左は到着時に。。 右は夕食の間に用意下さった寝間着用*ありがたや*
藤もと ~夕食篇~ [旅館藤もと(熊本・奥満願寺温泉)]
お楽しみの夕食。
食事処は板張りの広間、掘りごたつで足をおろしていただきます。
食前酒から始まり
先付け
野菜の炊き合わせ
熊本名物 馬刺し。
牛と豚の薄切り肉は もやしを敷いて。。。
もう一段には色とりどりの野菜が ともに蒸されていきます。
茄子の田楽
鮎の塩焼き
蒸し中
色んな種類の山菜が天ぷらで登場 苦みも含めて美味でした
湯気とともに いい蒸し上がりデス
。。。 ここまでたっぷり頂くとすでに大満足 美味しそうに炊きあがったご飯にもなかなか手が出ず
握って頂いて 部屋に持ち帰らせてもらいました(*^_^*)
藤もと ~お風呂篇~ [旅館藤もと(熊本・奥満願寺温泉)]
『藤もと』と言えば 小田川沿いに設けた川湯が人気。
私たちもそれを楽しみに訪れた一人です。。。
まずは大浴場。男女にわかれたお風呂は時間で入れ替わります。
内湯はオーソドックスながら広々。 でも、外の魅力にすぐ飛び出してしまいます。
出たところにはまず段になった木のお風呂×2。
そこからトントンと石段を下りていくと小田川へと続き、すぐそばに石の露天風呂。
まさに野趣溢れるお風呂で 開放感たっぷり
今度は貸切のお風呂へと
可愛らしい看板に導かれ・・・
でもどれがどの名前のお風呂だったかわからなくなりました。
↑ ここはこぢんまりとしていながら、川と緑があいまった眺めがなかなかよかったです。
夜なって改めて出かけた貸切風呂の雰囲気
朝 男女が入れ替わった大浴場の川沿い風呂風景。
前日の大雨による川の増水が心配されましたが、無事に入られてほっとしました
部屋数8に対してこのお風呂充実度。
大浴場ですら貸切独り占め状態に近く
なんともリラックスできる まさにお風呂自慢のお宿です。
藤もと ~朝食篇~ [旅館藤もと(熊本・奥満願寺温泉)]
『藤もと』の朝
食事処のテーブルには所狭しとおかずたちがズラ~リ
朝食だけで何十品目の食品を摂ることができたのでしょうか(*^_^*)
煮物以外にも美味しいハムやサラダ、パンもあります
これらはバイキング形式で、好きなものを好きな分量だけ頂くことができます。
そして自分の席にはあらかじめ お味噌汁他これらのおかずを運んで下さいます。
これだけでも十分そうにも思えますが、ついつい取りに行ってしまうのですね~
こちらの宿の食事は、地元の食材をふんだんに取り入れ、夕食にはせいろ蒸し 朝食はバイキング と工夫も多く、“おもてなし頂いたなぁ”と印象に残るものでした。
うら☆うら★藤もと [旅館藤もと(熊本・奥満願寺温泉)]
レンタカーで藤もとを出発した私たちは、再び由布院駅へ向かいマーチ号とお別れ
大分駅で列車を乗り換えて次の目的地へ・・・ と ダンナの大きな声が
「鶏めしがあるやん 買うわっ」
。。。鶏めしが そんなにも(^^;)嬉しいの?。。。と思う私でしたが
彼の愛読書『美味しんぼ』第71巻「日本全県味巡り 大分編」に載っている“吉野鶏めし保存会”の
鶏めし なんだそうです。
なるほど そんなにトキメクだけあり、大変美味しゅうございました
横のドリンクは、さすが大分「つぶらなカボス」です。