望洋楼 其の四
訪れたのは昨年12月の初旬。
宿へ向かう前に今回もお蕎麦屋さんへ
そば処『小六庵』です。
営業は金・土・日・祝日のAM11:30~ 30食限定で蕎麦終了次第閉店とのこと。
高台の住宅街にあるお店は場所もわかり辛く、地元のタクシー運転手さんもご存じなかったので
少々不安でしたが“商い中”の文字#59042;#59126;無事辿り着きました。
古民家風の建物は天井が高く床もつややか
調度品も品よくまとめられ落ち着いた佇まいです。
ほっと一息ついたところで 板わさとビールを#58994;
おろし蕎麦 #59000;
そして鴨つけそば #59030;
ごろごろ入った鴨と葱の旨味が甘辛い出汁と溶けあって#59130;美味しい#59126;
器がまた味わい深い
店構え、器、お蕎麦作り 全てにおいてセンス感じる穏やかな空間を演出するご主人は
アパレル界でご活躍されていたという少しシャイで素敵な方でした。
舞台がかわっても生み出す作品は素晴らしいのですね~#59130;
三国港の高台にある小六庵から望洋楼まで、猛烈な北風に立ち向かいながら歩くこと10分余り。
途中日本海方向に#59025;竜巻#59139;らしきものを発見
少々ひるみましたが#59142;沿岸まで下って・・・
望洋楼に到着。
これまで来た中で一番の荒海#58947;“日本海はこうでなくちゃ” と我々は思いましたが
宿の方いわく、これはまだましなほうだと#59143;冬本番はもっと荒れるのだそう#59143;#59143;
鮑松前蒸し 塩うに
のどぐろ
せいこ蟹#59126;#59126; 蟹の色んな美味しさが詰まったひと品
こちらを頂けるのは11月初旬から2ヶ月程の間のみ
夕食が終わる頃には雪が積もっていました
荒れる波音で夜中も時々目が覚めた程
せいこ蟹弁当
焼き鯖寿し
今回客室写真がないのは、前回と同じ“いりえ”だったため
二階にしか泊まったことがない私たち “次回は一階へ#59138;”と心に誓いつつも
やはり日本海の冬満喫の望洋楼でした。