この宿に出かけたのも5年近く前の7月。
これまたdancyuで知り、初夏にぴったりの緑の様子に惹かれ
岐阜県飛騨高山へと。
JR高山駅には宿の車が迎えに来てくださいました。
思いの外整備された駅前の町並みをかけぬけ、
20分程で落ち着いた山あいの中の倭乃里に到着。
宮川の清流のそば広大な敷地には木樹があふれ、築後150年余りという
豪農屋敷を移築した母屋と離れ4棟が点在。
母屋にも客室がありますがこの日泊まったのは離れの部屋でした。
中は天井が高く太い柱や梁が立派で、川に面した庭は緑が一面に広がっていました。
訪れた夏の初め、この辺りでは蛍がみられるとのことで
宿の方が車で案内して下さいました。
またフロントにあたる母屋には中央に大きな囲炉裏が設えてあり
夕食後には番頭さんにあたる方のお誘いで、宿泊客は囲炉裏をかこみ
青竹で燗をしたカッポ酒を頂けます。その際に一緒にどうぞ と勧めてくださった
健康なきゅうりやトマトの美味しさは今でも覚えています。