2004年の2月。温泉の虫がにわかに騒ぎ始めた私たちは、日頃ためこんでいる旅雑誌を何冊も
広げ あぁでもない・・こうでもない。いくつかの候補が挙がった中、以前数回チャレンジしては
あっさりふられた経験のある箱根吟遊にダメもとで電話、、、してみたところ☆BINGO☆
『CREA~本当は教えたくない秘密の夏宿~』←行ったのは冬だけど(^_-)…に‘和のリゾート’と
題してどど~~んと3ページにわたり掲載されていた写真に魅せられて♪♪そして実現。

箱根宮ノ下の高い場所に位置するこちらの宿、建物の5階にあたる玄関を入り、モダンな畳敷きに
なったロビーのその先には 箱根連山が広がり。。。嗚呼。。。
その空間美たるや言葉を失う程。
誘い出されるように渓谷にはりだしたテラスに出てみる。
雪はなかったもののさすがに2月の箱根は静かに冷えていた。
けれど、それを我慢しながらもちょっと椅子にかけていたい そんな気持ちになりました。

客室は4階から下にあり、私達が案内されたのはたまたま一部屋キャンセルがでていた
洋室ダブルタイプ。ないものねだりで“和室もいいんだろな~”なんて思いもよぎりましたが、
普段椅子の生活に慣れている者にはかえって過ごしやすかったように思います
(確かこの部屋は宿で唯一のバリアフリーだった!?かと)

木の温もりが感じられる板張りの部屋は落ち着いた雰囲気で、洗練された調度品は懲りすぎず。
アメニティも充実、タオルやバスローブは心地よい洗い上がりで快適に過ごすことが出来ました。
けれど何と言っても惹きつけられたのは 目前に広がる雄大な山々でしょうか。

chiakipenguinさんが宿泊されたお部屋も素敵!

 

武蔵野本館 箱根吟遊