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作右衛門宿 ~お宿篇~ [作右衛門宿(静岡・伊豆熱川温泉)]

伊豆熱川温泉の「作右衛門宿(さくえもんやど)」
ここを訪れたのは秋でした・・・

こちらは一日に三組しか宿泊できないという宿。
伊豆熱川駅から電話を入れたところ迎えに来てくださり、車で約5分程度山を登っていくと到着。

築300年を超えるというお屋敷。木々にもその歴史が感じられ 山桃など様々な緑が広い敷地を
彩ってました。宿泊部屋は母屋の裏手に立つ「蔵」(上下一部屋ずつ)、また石段を登ったところに
「離れ」があります。私達が宿泊したのは蔵の一階。
蔵は「なまこ壁」という独特の風貌を持ち、入り口は重たい木戸。鍵は無く「お休みになるときは
中からこのつっかえ棒を鍵代わりに使ってください~。」と宿の方・・言われた時は(^^;)さすがに
びっくりしましたが、なんだかおおらかな土地柄が感じられ楽しい気分になりました。

更に驚くことにチェックイン・アウトの時間が決まっていないこと。
どんな風に切り抜けていらっしゃるの?と行く前は不思議だったのですが、宿の雰囲気そして働くみなさんの温かさが心を和らげてくれるので、待ったり譲りあったり ということができるのかな と。
残念ながら滞在中、作右衛門さんにはお目にかかれませんでしたが、とても素敵な女将さんと
接することが出来、心温まる時間を過ごしました。
親戚のお家を訪ねたような 懐かしく穏やかな気持ちになれるそんな宿ですね。

この宿に着いたのはお昼頃でしたが、母屋(山桃茶屋)では美味しいお出迎えを受けました。
それは・・・「うら☆うら★作右衛門宿」でご紹介したいと思います。

作右衛門宿