BYAKU Narai 〜お宿篇〜 [BYAKU Narai(長野・奈良井宿)]
中山道の宿場町 奈良井宿へ
2021年夏に誕生したBYAKU Naraiは、酒蔵であった杉の森酒造を本館の『歳吉屋』、
江戸時代は曲者職人の住居とし 近年は民宿として栄えた建物を別館『上原屋』として蘇らせ、
更に蔵などを含めた全12の客室は間取りも趣も異なります。
大きな杉玉が旅人を迎えてくれます
フロント
こちらの水・お茶・ジュースは滞在中 自由にいただけます。
客室へ
泊まったのは『百七』
土蔵として漆器が多く格納されていたという離れ蔵はメゾネットタイプ。
玄関スペース
緑茶・コーヒーは豆を挽くところから始まりますがドリップパックも用意されています。
おんたけ茶が美味しかった
美しいお菓子も
洗面(兼 脱衣所)は結構コンパクト^^
1階は結構暗く感じます
2階へ
ダブルベッド2台 ひーろびろ
この部屋着で食事処へも行けますよ
2階の天井にはあかり取りの窓 *客室にテレビはありません*
夜の風景
素敵なお宿
ちょうど今発売中の『婦人画報』(紅葉の宿特集)の表紙になっているようで 買おうかな
BYAKU Narai 〜夕食篇〜 [BYAKU Narai(長野・奈良井宿)]
夕食はレストラン『くら』にて
カウンター席
カウンター席の奥にはこの建物が杉の森酒造だった酒蔵時代の穴がそのまま残されています
一階フロアはオープンな雰囲気のテーブル席
私たちは2階へ
吹き抜けの天井には素敵な照明がぶら下がっています
こちらのお料理を監修している長谷川在佑さんは東京神宮前にある創作料理『傳』で
“世界のベストレストラン50”にランクインするなど日本を代表する料理人。
料理長は塩尻のフレンチレストランを開いていたという大森隆司さん
木曽漆器で提供されるお料理
とうもろこしのスープ かわいい鯛の箸置き
信州と言えばおやき
中身はうなぎ・なす・茸など
お造りはシナノユキマス
長野県南佐久の黒澤酒造にごり酒
こちらも器の赤が美しく映える“鯉こく”のお料理
地元の温野菜が一皿に集合
日本酒2杯目は 佐久乃花酒造“3987” ^^
牛肉〜
イワナの土鍋ご飯
美味しかったナ〜 とても
甘さは控えめですっきりとしたデザート
イワナご飯はおにぎりにして頂き部屋でも美味しく頂きました
長野という土地を感じる食材と器を楽しみつつ最後まで美味しく頂いた夕食
また季節を変えて味わいたいです
BYAKU Narai 〜お風呂篇〜 [BYAKU Narai(長野・奈良井宿)]
客室のお風呂
BYAKU Naraiは温泉ではありません。
ただお風呂を楽しむ3つのアイテムがここに。
1.生酒粕(併設するsugimori breweryで作られる日本酒“narai”の製造過程に出来た酒粕)
2.御嶽山入浴剤(自然の生薬を8種類組み合わせたもの:日野製薬)
3.木曽五木(ヒノキ・アスナロ・コウヤマキ・ネズコ・サワラ)の木片
露天という程ではないですが外に陶器のお風呂^^
こちらは大浴場『山泉』
コンパクトできれいな脱衣所
木曽五木(ヒノキ・アスナロ・コウヤマキ・ネズコ・サワラ)を使用した浴場
窓面積はそう大きくないものの、壁面の木の色が明るいこともあってか
全体的に広く明るい感じがしました
BYAKU Narai 〜朝食篇〜 [BYAKU Narai(長野・奈良井宿)]
朝ごはん
席は選ぶことが出来たのでカウンターに座ってみました
納豆があるのは嬉しいな
追って運ばれてきた 厚焼きあつあつ卵焼き
朝晩ともにお食事が美味しいBYAKU Narai
スタッフの皆さんも穏やかで和やか^^心地よい滞在となりました
うら☆うら★BYAKU Narai [BYAKU Narai(長野・奈良井宿)]
奈良井宿
駅舎
奈良井宿は南北約1㌔続く中山道最長の宿場町
『日野百草本舗』 BYAKU Naraiにあったお風呂の入浴野草はこちらのもの
漆器店も多くありました
たまたまですがなんか時代がかった写真になってしまった
昼飯を食べた食事処『こころ音』 甘味処でもあります
五平餅 黒ごまとエゴマ
とうじ蕎麦^^
この旅 何回目のとうじそば⁈ お店ごとに少しずつ具材も違って美味しいんです
鎮神社の狛犬さん
奈良井川と奈良井木曽の大橋 この近くには道の駅があります
そして緑に囲まれた『Cafe深山』も
太い柱や梁が特徴の古民家づくり
えごまだれおはぎ
店内には雑貨と百草丸のコーナー
懐かしのおもちゃも展示されていました
丸一日 奈良井宿でのタイムスリップ宿も街並みも風情ある素敵な宿場町でした