炭平 〜お宿篇〜 [炭平(京都・間人温泉)]
京都府丹後町間人(タイザと読みます)へは京都丹後鉄道網野駅から車で海沿いへ20分程*無料送迎あります
こちらが炭平(スミヘイ)の母屋
ロビー
貸切風呂の空き状況がロビーでもわかるようになっています
日本酒飲み比べサービス
お水もありますよ
チェックイン
おしること桃の香りのお茶
焼き芋と板長のおでんコーナーこちらの開店は夕食後あたりでございます
女性とお子さんに^^選べる色柄浴衣
アロマ 好みの香りがみつかればコットンに含ませ色紙に入れて部屋に持ち帰れます。とても気になったけど試さなかったな〜
旨味だし・蟹・へしこ とても魅力的なお土産です! へしこの絵柄がイイ
綿の木
ロビーを出て階段を下りると
お向かいにはライブラリーラウンジ
素敵なクラシックカー炭平号
ライブラリーラウンジを進むと離れのお客室が並びます
ラウンジ入口には煌びやかな丹後ちりめん
ソファとたくさんの本 ベンチシートは少し抑えめの雰囲気
飲み物充実
お茶・コーヒー・コーラ・缶ビール・ワイン・ウイスキー おつまみもチョコ・ドライフルーツetc.
ビアグラス どれにしようかな
生クラフトビール入れております^^好きな量を こちらのラウンジは滞在中自由に利用できます。
テラス席からは日本海に沈む夕日 冷たい風も心地よく
夕方・夕食後・朝・・・と 何度も立ち寄りたくなる寛ぎの空間でした。
炭平 〜お部屋篇〜 [炭平(京都・間人温泉)]
年明けから天災・事故と続いておりますが、皆様ご無事でしょうか。
2024年がどうか健やかで幸せな日々でありますよう心よりお祈り申し上げます
今年も旅とお宿を中心に記してまいりたいと思いますのでお付き合い頂ければ幸いです。
炭平の客室は全21。本館、特別室、離れがありますが泊まったのは離れ「季音庵 星乃音」
客室玄関
壁の赤色が印象的な寝室
寝室とつながった居間スペース こちらは座布団に腰掛け足が下ろせるようになっています
かわいい食器が使われています
鍵は2本 折り紙の“ゆず”やメッセージ♡細やかなお心遣いを感じます
素敵なイラスト付き炭平の過ごし方が楽しく解説されています
宿の方が描かれているそうですが、こんな才能が欲しい(^^)☆
見ているだけでも素晴らしい解説書ですが、実際“おたのしみ”が満載のお宿だと思います
かに
洗面所もスタイリッシュで使いやすい
パジャマ 浴衣 バスローブもありました
海をのぞむテラス 目の前の道路だけが・・・気になります
夕焼けを堪能しましょう
建物側面控えめに灯る照明と石庭が美しかったです
続いては夕食“蟹篇”^^ 今年もどうぞよろしくお願い致します。
炭平 〜夕食篇〜 [炭平(京都・間人温泉)]
食事処の入口には蟹タワー
“活蟹の酔い締め” 蟹をお酒に酔わせて暴れるのを抑え、蟹味噌にストレスを与えないようにしているのだそう
仕切られた個室へ
蟹づくし スタートです
紅芋酢
こっぺ蟹=香箱蟹,セコ蟹とも呼ばれるメスの蟹で甲羅の中に外子・内子・身がぎっしり詰められていて美味しく食べやすい!!
白子豆腐の清汁仕立て
お茶を煎って ほうじ茶を淹れてくださいます
今度はワカメをあたため鯖寿司にトッピング
はしうど蟹のお造り 蟹のお刺身で爪部分って珍しい器に入っているのは腹の部分。どちらもお刺身では初体験ねっとりとしていて美味しい感動的だ。
“はしうど蟹”とは間人港で水揚げされた間人蟹だけに限らず、丹後但馬沖合の活蟹を港の枠を越え炭平ならではの選別基準を設け選び抜いた蟹のことだそう。
蟹味噌
味噌をお箸でつまんでポトリ 味噌しゃぶです
ひらひら開いてきました
味噌を生のままでも頂きましたが初めて 発見ばかりです^^
蟹しゃぶ〜
お野菜も
今度は炭火にかけて
生ウニ・キャビア・山芋ご飯に味噌をかけて なんと贅沢な・・・
蟹爪霜造り お造りともまた違った食感
茹で蟹もやはり美味しいな
蟹の揚げもの
かぼす水と柚子大根
でも炭火焼きもイイふっくらツヤっと身が盛り上がりました
海老芋蟹身餡かけ
蟹味噌の入った甲羅に雑炊を移して炭火へ
葱ときざみ海苔をかけ
イクラものせる(^^) なんと蟹料理のバリエーション豊かなお宿目からうろこ
デザート アイス・発酵あんこ最中・苺と金柑。。結婚〇〇周年プレート><ありがとうございました
食事序盤に写真を撮ってくださったのですが、デザート後にはフレームに大切に飾ります
スタッフの方の寄せ書きメッセージカードまでお忙しい中、有難うございました。部屋食用のプリンもありますよ
一旦部屋に戻り、出直してロビーへ
お腹がいっぱい過ぎて焼きいもに到達できませんでした
でも、板長のおでんと少し日本酒を。おでんはおかわりもして^^
明日は雨予報
客室に戻るとドアにはなんとカワイイてるてる坊主が待っていました
至るところで心をつかまれる炭平さんでした
炭平 〜お風呂篇〜 [炭平(京都・間人温泉)]
客室風呂
客室にも温泉がひかれています
タオルかけの幅が広いバスタオル2枚も余裕。タオルをどこへかけようか・・・困ることが意外と多いのでとても有難いです^^
見晴らし良し ただ、海の手前には道路と畑があるのでちょっと^^;不安もあり
大浴場はありませんが館内には6つの貸切風呂があります。
本館にある5つの貸切風呂 利用中はランプが点灯する仕組み。こういった案内板ロビーでも見かけましたが館内計4ヶ所に設置されているとのことお風呂近くまで何度も足を運ぶ必要がないので助かります。
貸切風呂へは2階から一旦外に出て、こちらの階段を上がったところにまず4つ
“ひな”
檜の香りが立ちこめる浴室 鏡のデザインも美しい
“月見”
2面ある大きな窓は開閉式。枯山水そしてお月見もできるという大きな岩風呂です
“美山”
すっきりとした陶器の湯船は長方形
“すみ”
宿名称の元となった墨壺のデザインをあしらったモザイクタイルを敷き詰めた素敵なお風呂寝湯スタイルでたのしむことができますし私はここが一番好きでした。
本館2階 “海” 先ほどの利用案内板に一番近いお風呂
こちらの照明は松のモチーフ
青い空・夕日・夜の海 時間帯や季節によって違う景色を楽しめそうです
“桜”はライブラリー棟の一角にある眺望抜群のオーシャンビューだそう。*有料貸切風呂*残念ながら利用していません
炭平 〜朝食篇〜 [炭平(京都・間人温泉)]
朝食
小鉢が9つ
厨房前のカウンターには飲み物などが並び、好きなものをとってテーブルへ
ヨーグルト
ドライフルーツ 梅干しも^^
コーヒー・紅茶
焼き魚・へしこ・焼き魚*塩気がまろやかなへしこがとても美味しかった!
蟹汁^^ 夕食の記憶がよみがえります
テーブルに置かれていたお守り この土地らしさも感じうれしくなりました。イラスト(見送る人)もかわいらしい。
出発時に気づきましたが、靴の中には脱臭剤が 気持ちよく帰ります^^アリガトウございました。
宿のバスで網野駅まで 曇り空で海もやや荒れていましたが、心もお腹も満たされ気分は晴れ晴れでした。また来ま〜す
うら☆うら★炭平① [炭平(京都・間人温泉)]
【旅ノ御供團子】チェックアウトの際炭平さんがお団子を持たせて下さいました。
網野駅
駅は小さく売店もない程なのですが“京丹後市観光情報センター”があり映画のポスターが何枚も貼られていました。京丹後市ではテレビや映画撮影を積極的に受け入れているようで最近では「仕掛人・藤枝梅安2」「湯道」なども撮影されたとのこと絵になる風景が多いのですね
乗った電車は青い車両京丹後鉄道特急たんごリレー“丹後の海”ですが、他の短い車両にも様々なペイントがされていて味わいあり。
木目調の内装にカラフルなシート
水戸岡鋭治氏らしいデザインですね
窓枠やブラインドも風情があります
お団子^^いただきます
みたらし〜甘く香ばしい魅惑の味最後の最後まで炭平さんご馳走様でした
福知山でJR特急“きのさき”に乗り換え・・・
降り立ったのは京都の二条駅
駅から3分ほど歩いたあたり カフェ「雨林舎」
ここに横並びで座りました
風景写真 うさぎの絵 本など
お目当てのホットケーキそしてベイクドチーズケーキを美味しくいただきながら・・こっちを向いている「香害」という本がとても気になりました。
サクッふわっとした“ザ・ホットケーキ”バターとはちみつをかけ^^懐かしく味しくいただきました。
うら☆うら★炭平② [炭平(京都・間人温泉)]
宿泊した「ザ ロイヤルパーク キャンバス京都二条」は二条駅から徒歩2分
1階にあるCANVASラウンジ 木と黒のバイカラーでデザインされています。
コンセプトが“コントラスト” 伝統と革新、ローカルとグローバル、未来と過去 という京都の時間・空間の広がりを表現しているそうです。
宿泊者は滞在中コーヒー等を無料でいただけます
客室はモデレートツイン 22㎡程
ベッドの合間に小さなソファとテーブルがうまくはまりこんでいます^^良い考え
バスタブあります
夕食はホテルから徒歩20分程
「大市」創業340年 すっぽん料理一筋に18代続いた老舗。以前読んだ漫画「美味しんぼ」に登場していたのも印象的で、一度行ってみたかったお店です。
店舗は創業時のまま利用されているとのこと
通路が一旦途切れて・・でも廊下は続いているなど 部屋に案内されるまでだけでも風情をたのしめます。
中庭を通り過ぎ
こちらに案内されました
低く小さめのテーブル こちらのクロスは持ち帰ることができます
大市のメニューは〇鍋(まるなべ)コースのみ
すっぽん肉のしぐれ煮 鶏肉に近い歯ごたえで少し魚も感じる風味
煮えたぎった鍋が運ばれてきます こちらがメインの〇鍋
ぐつぐつスープを注いでくださいますので、先ずはそちらを味わいます。想像していたよりは濃い味わい
1,600度以上の高温で炊き上げられるという鍋ですので取り分けはお店の方がしてくださいます。
スープのみ 右は骨付きすっぽんの身入り。ぷるぷるコラーゲンたっぷりは甲羅の部分⁈でしょうか。
見た目は色も形状もいろいろですが^^食べてみると部位ごとに食感も異なり、臭みなど全くない美味しさで夢中になって食べ進みます。ちなみにこの骨は肩だったか首だったかしら 面白い形でした。
あっという間に食べ尽くし スープを飲み干し・・・
でも大丈夫 もう1回〇鍋がやってきます 熱々を味わえるよう2度に分けて出されるそうです。
それと店の方は見事な手さばきで熱々を素早く取り分けてくれるのですが、実はその際に部位を見極めていて、1回目と異なる部位を相手を見て配膳して下さっているのだそう。なのでこちらが気を利かせたつもりで「あなた先にどうぞ」なんて器を別の人にまわしてしまっては困るようです^^。素人目にはわかりませんね
〇鍋×2回が終わったら 雑炊です
鮮やかな卵
お漬物
雑炊の中にはお餅も入って 美味しいですよ〜
熱で底はおこげ状になるのですが・・・こそげてはいけません!大切なお鍋が割れてしまうのだそう。
紅まどんな
念願叶った大市さん。“すっぽん料理一筋”というだけあってか野菜はしぐれ煮の生姜のみ。葱くらいは入っている?と思っていましたが見事に潔い^^それだけにすっぽんだけに集中できた充足感がありました。今後も変わらぬ味がずっと受け継がれていくことでしょう