江差旅庭 群来 〜お宿・お風呂篇〜 [江差旅庭 群来(北海道・江差)]
どうしても札幌へ行かなければならなくなり、飛行機に乗らないぽこ旦那が選択したのは、往復列車での移動。
道中の詳細については後日(うら☆うらにて)お話するとして・・・
札幌での仕事を終えた後、途中2泊しながら東京へ戻ることに。。。
その1泊目が今回ご紹介するお宿『江差旅庭 群来(くき)』。
久々のプライベートひとり旅です
北海道の南西、日本海に面しニシン漁で栄えたこの地。
~押し寄せる鰊の群れ~から「群来」という宿名がきているようです。
江差の街並みとは少し違和感すら感じる建物が登場。
コンクリート打ちっ放しの通路を通って、石を敷き詰めた庭を見ながらチェックイン。
部屋数は全部で7部屋と落ち着いた宿。
室内には異なったタイプの椅子がいくつも置かれ、そこから違った景色が楽しめます。
奥には和室もあります。
机には「追分こうれん」が置かれています。
なんでも、江差地方の農家に伝わるうるち米を使った手作りのお菓子。
何ともほっとするシンプルなお菓子でした。
部屋の外にはベランダがあったので、そこからパチリ
昼と夜 違った雰囲気をご覧下さい。
お風呂は部屋付きのみで掛け流し。
ガラス窓は開かないので、宿の方に“窓が開くと開放的でいいのでは!?”とお話したところ、
冬はかなり寒くなって雪も降るためお湯がぬるくなるので・・本当は開くようにしたいのですが・・・とのこと。
なるほど納得。
ただ、是非良策を見つけて頂きたいものです
ちなみに、玄関もこんなに広く
部屋からフロントやお食事処に向かう通路です。
部屋着と別にパジャマもあり、清潔感いっぱい。
江差旅庭 群来 〜夕食篇〜 [江差旅庭 群来(北海道・江差)]
お待ちかね一人での夕食は、食事処にて
江差の海鮮に加えて、自家農場で飼育されている地鶏や羊がメニューに並びます。
こちらはメニューにないお料理です。
早くも日本酒に突入!
やっぱり、鮑は美味しい
こちらがラム。後ろに見える石で焼きます。
マトンとは違って独特の臭いは非常に少なく、とてもやわらかいお肉でした。
締めはお茶漬けでサラサラと。
食事の後は、バーカウンターにて更にビールを
この日は、私以外1組しかいらっしゃらなかったこともあり、宿の方をお相手に勝手な“温泉宿観”を
偉そうに喋ってしまいました
バーカウンターからの写真ですが、目の前がチェックインした際の場所です。左側のデスクがフロント。
こうして、しこたま飲んだ後でも(飲んだから!?)
なぜか食べられてしまうのがお夜食。
江差旅庭 群来 〜朝食篇〜 [江差旅庭 群来(北海道・江差)]
何をするわけでもなく(ゲームはガッツリしていたけど)
のんびり過ごした翌日の朝は
籠を開けると・・・玉子
ご飯にかけて いただきます
たくさんの小鉢が登場ですが
ボリューム的にはピッタリ程よい感じ。
普段の生活では朝食を食べないぽこ旦那
旅先ではたくさん食べられるのにね
この日もしっかり食べたはず(妻より)
うら☆うら★ 江差旅庭 群来 [江差旅庭 群来(北海道・江差)]
チェックアウトから列車出発時刻まで、少し待ち時間があったので、江差の町並みを散歩しました。
“群来” 宿の外観はこんな感じ
とてもすっきりしているため、かえって斬新です。
空にはカモメがたくさん飛んでいます。
海側から少し山側に歩いて行くとそこには江差の町があります。
その昔、ニシンで栄えた町ですので 建物も当時の面影を残しています。
古い建物だけでなく、新たに建てられたものも町の雰囲気に合わせ
全体の景観をたもっているようです。
それにしても 人の気配が感じられません。
たまたまなのでしょうが。
北海道新聞社の江差支局もこんな感じ
そして、いつも通り旅の昼食はお蕎麦
よっぽどもう一軒行こうかとも思いましたが、断念。。。
海側に戻ろうとしたらこんなものがありました。
日本海に翼を広げたように浮かぶ江差のシンボル“かもめ島”
とても変わった岩を発見!
ハチマキをした骸骨さん
瓶子岩(へいしいわ)と言うのだそうです。
近くには幕末に活躍した“開陽丸”の資料館がありました(開陽丸青少年センター)
うら★うら☆ 江差旅庭 群来 〜番外編〜 [江差旅庭 群来(北海道・江差)]
さて、飛行機嫌いのぽこ旦那
どうやって札幌まで行ったか?!・・・ といいますと
そう なんと寝台列車←そこまでやるか
まさに 上野発の夜行列車♪ 19時03分に乗ったのですが、その名は「北斗星」
「ロイヤル」という北斗星では一番良いクラスを何とか予約できましたが、ビジネスホテルと同じ感じでビックリ。
デスクとベッド(シートにもなる)があります。
デスクの横はトイレとなんとシャワー
小さいながらも靴を脱げる場所があります
そして、これがシャワーとトイレルーム
シャワーはボタンを押すと10分間あたたかいお湯が出てきます。
左側にあるのは洗面ですが、一番上を倒すと洗面になり、洗面を片付けて下の部分を引き出すと
トイレなるというなんとも優れもの。
ワインやお茶などがサービスでついてきます
食堂車は事前予約制ですが、ディナータイムが終わればパブタイムになり、誰でも利用できます。
私はオーソドックスにビールとソーセージを注文。
ちなみに、夕食は駅弁を部屋で食べました。
アメニティグッズもあって
ちなみに、ベッドはダブルベッドサイズにも変更可能。
ゆったりと寝られました・・・と、言いたいところですが、ガタンゴトン列車の音&揺れで、
ぐっすりとはいかず、朝6時半頃には函館着。
ホームに出て体を伸ばし、駅弁を購入。
更に札幌までの電車旅は続きます。
そう モーニングコーヒーもついてました。
こうして、札幌についたのは11時15分。16時間の旅。
札幌からは週末を利用し、翌日は江差で宿泊、翌々日は青森県の浅虫温泉で宿泊して東京へ。
まず、特急スーパー北斗で函館まで
函館からは特急スーパー白鳥で木古内まで
木古内からは江差線の各駅停車
青森へは再び木古内からスーパー白鳥で青函トンネルを通って向かうことに。
トンネルはあっという間に通り過ぎましたが、なにやら少し不安な気持ちになります。
それとトンネル内は湿度が高いようで、窓には水滴がついていました。
ということで、
なんでそこまでして電車に乗るのか・・ 鉄ちゃんか?! という声も聞こえてきそうですが、
それはそれなりに
貴重な体験ができたかな我ながらよく頑張ったと、今は満足しております(*^_^*)
皆さんも 一度ご体験あれ