竹ふえ ~お宿篇~ [竹ふえ(熊本・南黒川温泉)]
由布院からレンタカーで向かった先は南黒川温泉。 竹ふえはいわゆる黒川温泉からは少し離れたところにあり、竹林の斜面を利用した4000坪の敷地に客室わずか11室が点在するのみ。
こちら 宿の入り口が一番高い位置にあたり、客室・お風呂・中庭などへはどんどん階段を下っていく形になります。
こちらはフロントにあたる古民家風の建物。
九州らしく焼酎! 味見が出来るように置かれています。
女性は浴衣が選べますやはり嬉しいサービスですネ。
敷地内の建物・階段・椅子。。ところどころに赤色が効いています。
階段を下って。。
まだまだ下って。。。
私たちがこの日予約した“美丈庵”はフロントから一番遠いエリアです。っふ~~
こちらは土間で写真の左手が客室の入り口、上がって右が居間へと続きます。
囲炉裏のあるテーブル、食事はここで頂きます。
居間にてお菓子とお茶を頂きホッと一息。
テレビのところに枝が斜めにわたっていますが、二枚上の写真にも・洗面所にも枝が配されて いました。アート?でしょうか。やや唐突にも思えましたが(^_-)
部屋には臼で豆を挽くコーヒーがこれを経験しない訳にはいきません。 重みを感じつつも回転はしていくのですが、油断すると豆が飛び散っていきます。 宿の方にコツを教えて頂きながらなんとか豆挽き終了。まさに“挽きたて~~~・・♪”のお味と なりました。
ここは斜面中腹あたりにある休憩処。
その向かいには回廊を巡らした中庭。
夜は こんなにも鮮やかにライトアップ
5月とはいえさすが山奥。日が落ちると途端に冷え込み、部屋に備えられていた丈の長い半纏を着込んでも震える程。いやはや驚きました
竹ふえ ~夕食篇~ [竹ふえ(熊本・南黒川温泉)]
竹林の斜面に建つ『竹ふえ』、食事は各部屋で頂けるのですが “配膳にさぞご苦労が。。。” と心配されますが、少しでも緩和されるよう下の写真のようにレールが敷かれ ある程度のポイントまでは車に乗って運ばれるようです。
囲炉裏を囲んだテーブルにはまず前菜が並びます
左上は竹の子豆腐♪
お造りは鯛と鮪 熊本ならでは 馬刺し白いのはタテガミです
九重赤鶏は囲炉裏で焼いて頂きます
お椀がわりの蛤の汁物には手毬麩と竹の子も
茶碗蒸しの中には麦が入っています。
鶏がいい具合に焼けてきました
お鍋は桜エビのつみれを入れて
デザートもしっかり三種
馬刺しや地鶏があり地元らしさを感じられたお料理ですが、囲炉裏の登場は地鶏を焼く時に ちらっと程度。更に豪快な演出があっても嬉しい♪なんて思いましたが、食材も品数も多く あの石段を運んで下さったことを考えると 十分おもてなし頂いたナ~と思います。。。
竹ふえ ~お風呂篇~ [竹ふえ(熊本・南黒川温泉)]
各部屋には趣の異なった露天風呂が備えられていますが、『竹ふえ』という名の通り 竹林に囲まれた露天風呂をいくつか楽しむことができます。
まずは宿泊棟から少し歩いた場所にある『竹林の湯』
ラムネは今や温泉後の定番drink
ひっそりとした雰囲気の竹林の小径を浴衣で歩くのも風情があります
竹林の湯をさらに奥へ進むと。。。
野天風呂『笹舟』
ここはまた別 ↓ 貸切洞窟風呂です
こちらは部屋付の露天風呂。 すっきりとした長方形のお風呂と
奥へいくと洞窟風になっています。
すっかり日が落ちるとほんのりライトに照らされるます。見上げる夜空もなかなかのもの
部屋付の内風呂です。 この岩はレンガ色でなんだかボコボコしていて(^^;)あまり落ち着きませんでした
こちら客室入り口の土間部分にある足湯 部屋に3種のお風呂がついているなんてなかなかないこと。盛り沢山なお宿です
竹ふえ ~朝食篇~ [竹ふえ(熊本・南黒川温泉)]
竹ふえの朝食は再び囲炉裏端で。
きんぴら牛蒡、水前寺菜のおひたし、お豆腐、生卵、海苔。。。
お椀は熊本の郷土料理『呉汁(ごじる)』
大豆をすりつぶしたところにお味噌と酒粕も加えているそうです。
とろ~っと濃厚な味わい、タンパク質たっぷりで栄養価高デス
みりん干しは炭火で炙ります
囲炉裏の横にある階段をのぼるとそこには屋根裏部屋。
見下ろすとこんな感じです
急勾配なので上ったのはこの一回限りでした
うら☆うら★竹ふえ [竹ふえ(熊本・南黒川温泉)]
竹ふえを出発 九州の旅、最後を飾るのは『藤もと』です。。。が ちょっとその前に寄り道を
阿蘇山火口まで行く時間はなかったものの、熊本らしい山の景色を楽しみたくて 車を走らせてみました。
阿蘇小国に“そば街道”なるものがあり、山の中の狭い旧道を進んでみることに。
訪ねたのは『戸無のそば屋』。 山奥の緑に囲まれひっそり佇む一軒家。
靴を脱いで上がる店内には平日ながら何組ものお客さんが。 休日ともなればかなりの待ち時間が発生するとか。 こんなにも山深い場所なのに
メニューは色々あったように思いますが どの料理にもお蕎麦プラス小鉢やおかずが数種もれなくついてくる。
育ち盛りサンや大食漢の方には嬉しいかもしれませんが 蕎麦をつるつるっとスッキリ味わいたい人には 少々残念です。
こちらは おろし蕎麦。
お味は。。。 普通に美味しかったです(^^;) 店構えとお値段には追いついていなかった感がありますが。
そば街道に別れを告げ、もう一カ所立ち寄りたかった場所がココ “黒川温泉”です。
渓流沿いに何軒もの宿やお店が並び、さすが人気の温泉地賑わいをみせていました。
そしてこちら 随分前から気になっていて一度は訪れてみたいと思う宿『のし湯』です。
せめてちょっと玄関をくぐり 雰囲気を垣間見たりして
木と緑に囲まれひっそりとした佇まいはやはりイイ空間 いつか泊まる日を楽しみに 今度こそいざ藤もとへ!