ばさら邸 ~お宿篇~ [汀渚 ばさら邸(三重・賢島温泉)]
賢島へ行ってきました。
以前訪れた鳥羽『THE EARTH』と並んで伊勢志摩エリアでは注目のお宿
どんなでしょうか
近鉄電車で賢島下車。
駅から歩ける距離ではありますが、車で迎えに来て下さいます。
4千坪もあるという英虞湾を見渡す高台の敷地に全18室。
全て露天風呂付きで趣き異なる客室、また3室は離れ。
こちらでチェックイン
ばさら邸が誕生して5年だといいますが、この間にも既に部屋や施設がリニューアルされているそうで、
今回宿泊した“汀の弐”もそのうちのひとつ。
玄関
客室内には様々な椅子が配され
二人ではもったいないほどですが ついつい座り変えてみたくなります。
ネスプレッソマシーン
冷蔵庫のお水とお茶は無料でした
コーヒーをいれて
人から頂き物の長野県・八幡屋磯五郎商店のマカロンを(*^_^*)
こちらはスイーツではなく七味唐辛子で有名なお店。
色とりどりのマカロンは唐辛子・山椒・紫蘇・柚子など
口に入れるとなるほど素材の風味がしっかり伝わってくるからすごい
やりますね~老舗店
室内は広々 天井も高く あたたかい木のぬくもりを感じます。
張り出したデッキの向こうには英虞湾
ご機嫌な眺めです
ちょっと館内を散策
ヒーリングルーム
ロビーから一旦外に出てはなれの方へ歩いて行くと
ライブラリーで雑誌を読んだりパソコンを使ったり。
飲み物も用意されています。
猫がくつろぐ芝生
この先に3棟のはなれ
ばさら邸 ~夕食篇~ [汀渚 ばさら邸(三重・賢島温泉)]
夕食のお時間です。
いざダイニング「さかなへん」へ
外が明るいのはまだ17:30 だから 。
チェックイン時「17:30か19:30スタートでお選び頂きたい」と言われ
ならば と早い時間帯に。
旅先とはいえ少々早い気も致しましたが、中庭の景色も楽しめますから
この日の献立
献立には“床節”とありましたがこの日は“いいマテ貝が入りまして”とのこと。
うちには約1名、無類の床節好きがおり(^^;)残念そうでありました
伊勢で伊勢エビ最高です
各お料理 食材・器・盛りつけも美しく
運ばれてくる度ワクワク
鮑もテンション上がる食材
立派な鮑
ただ、火が通りやすいよう一度蒸されているようで、鮑らしい弾力ある食感はあまり感じられませんでした。
ニシ貝
桜鯛飯
夜食を持たせて下さいます
ゆで卵 これはありそうでなかなか珍しい
嬉しいサプライズ
伊勢志摩という土地柄らしい海の恵みいっぱいの献立は
目で舌で楽しめる充実の内容でした
ばさら邸 ~お風呂篇~ [汀渚 ばさら邸(三重・賢島温泉)]
英虞湾をのぞむロケーション
明るく広々と快適なパウダールーム
そこから外へ一旦出て
別棟 東屋スタイルでお風呂が備えられています
雨の日にはちょっと濡れることになってしまう構造ではありますが
珍しく、興味深い造りになっています。
檜の湯船から見渡す英虞湾の風景
窓を開け放てば半露天のような開放感も
大浴場はなく、客室以外には貸切露天風呂が2つ。
チェックイン時に予約を入れます。
まず一つ目“くゆりのびり”
シルキーバスというミクロ(超微細)の気泡によるマッサージ効果とシルクのようなお湯で癒やしを感じる美肌風呂
こういったフレーズに弱いのが乙女(笑)心。。。
ジャグジーは落ち着かないので好まないのですが、
これくらい細かい泡刺激なら変化があってよいかもしれません。
こちらは夜の客室風呂
テラスの床にはライトが埋め込まれていたのですね
翌朝
もう一つの貸切風呂“天の鏡”へ
これらの写真では広さがお伝えきれないかと思いますが
敷地が100㎡もあります
「バリ島です」と言っても信じて頂けるかも
なかなか素敵な空間であります
金魚がちょっとリアル?でしょうか。。。
客室やお風呂をリニューアルされるなど研究熱心な『ばさら邸』
次回行った際にはまた新たなお風呂誕生なんてこともあるのかもしれませんね。
これからも目が離せません。
ばさら邸 ~朝食篇~ [汀渚 ばさら邸(三重・賢島温泉)]
晴れ渡った朝
食事処へ出かけると
朝獲れ野菜がお出迎え
色鮮やかな 演出ですね~
和食・洋食から選べるので もちろん一種ずつ *前夜の夕食後にリクエストを聞かれます*
伊勢の山村乳業 右奥が牛乳、手前はフルーツ味だったかしら
和洋とも なかなかの充実度
おかずもたくさん パンも3種
伊勢海老のお味噌汁 だし巻き卵も嬉しい
ばさら邸 食材や盛りつけにもこだわりが感じられ
楽しく美味しい食事時間となりました
うら☆うら★賢島 [汀渚 ばさら邸(三重・賢島温泉)]
『ばさら邸』を11時にチェックアウト
宿の車で送って頂き
到着したのは。。。
志摩観光ホテル(*^_^*)クラシック
11:30開店を待ち構え
いざ 憧れのLunchへ
クラシカルで重厚な雰囲気 レストラン『ラ・メール』
英虞湾をのぞむ美しい風景
二度と来られないかもしれないので(笑)
悔いの無いように頑張りました清水の舞台から飛び降りる心意気で・・・
黒鮑ステーキは 焦がしバターの風味豊かな「ブールノワゼットソース」
鮑の弾力ある食感、バターソースの味わい。。。感動的です
伊勢海老アメリカンソース
鮑と並んでラ・メールを代表する逸品
ソースを堪能するためパンも頂きました。
これで十分 なのに・・・
“せっかくだから海の幸カレーも食べたい”という者が一名
これが言い出したらなかなか粘り強い
諦めてくれないなので もう 思い切りついでにオーダー。
カレーにも鮑・車海老・カニといった具材が入っています
上品なピクルスも添えられ 確かに美味しい^^
お腹も気落ちも満たされた幸せなLunch Time
ただ、唯一
私たちには時間が無かったのです
入店から電車の予約時間まで1時間も無く、前日から電話で相談するなど
この 本来もっと優雅だったであろうお食事を、お店の方のご協力のもとなんとか45分くらいで収めて頂いたのでした。
お蔭様で、賢島への旅全体が一層思い出深くなったように思います
ただ伝統の逸品のあとひとつ“伊勢海老のクリームスープ”はいただけなかったので
次回があるかも!?知れませんネ。