みなとや旅館 ~食事篇~ [みなとや旅館(長野・下諏訪温泉)]
さぁ夕食
18時頃だったでしょうか、一階帳場奥に案内され食事処へ。 広間になっていて、隣には熟年同窓会の紳士淑女方が来られ 愉しげに過ごされていました。
“みなとや”といえば。。。 “馬刺し”
雑誌dancyuで何度となく目にしたお肉が大輪の花となって目の前に
お品書きや事前の説明は特になく、終始 宿のご主人とおもわれるおばあ様のペースに 導かれるまま、黙々と食事を頂いたのですが^^
テーブルには ぜんまいなどの山菜、名物の虫料理など、たくさんのお皿が並び
馬刺しもあの大皿で2人前だったので、それなりにお腹は膨れてきており、 ただ気づけば 冷たいものしか食べていないような ・ ・ ・
そう思った頃・・・
おばあ様がコンロを持って登場。
続いて 鍋。
その中にはびっしり馬肉~~~~
すごい量の桜鍋!!
でも 見事な肉並びを見た途端(*^_^*)闘争心が湧きました。
桜鍋とは たっぷりお出汁で煮るのではなく、お肉の下に玉ネギを敷き詰め 少なめのタレで煮込むすき焼き風なのですね。
そろそろ 食べ頃 見た感じよりあっさりとしていて ガッツリ頂けました。
朝
凍り柿
朝食も 山の幸づくしです。
朝に“焼きおにぎり” とは新鮮ですね。
焼き魚、卵焼き、サラダ、お豆腐・・・といったいわゆる宿の朝食 という概念をくつがえす “みなとや旅館”の食事。
そばの雑炊。
お出汁がきいて美味しい一品。
無駄のない客室、お風呂、食事、宿の主の雰囲気 すべてにおいて独創的な日本旅館。 忘れられない滞在となりました。
無駄の無いってところが
日本旅館らしくて素敵だ^^
by ハイマン (2009-10-13 23:13)