金具屋 〜朝食篇〜 [歴史の宿 金具屋(長野・渋温泉)]
朝食も前夜と同じ食事処でいただきます
とろろ芋と生卵白米がすすみます
サラダ 鶏の照り焼き 焼き海苔
お豆腐も小ぶりなサイズで全体的に量は控えめ
和朝食でお魚が出てこないのは珍しいですが、私たちには十分なボリュームです(*^.^*)
金具屋 〜お風呂篇〜 [歴史の宿 金具屋(長野・渋温泉)]
金具屋にはお風呂がたくさん
3つの大浴場と5つの貸切風呂がありすべて源泉掛け流し
大浴場
鎌倉風呂 ひょうたん型が印象的
こちらの2つは男女入れ替えが行われます
浪漫風呂
昭和25年に造られたというステンドグラスが素敵な浴室は金具屋の代表ではないでしょうか
露天浴場 龍瑞は男女それぞれあります
ゆったり広々
ここからは貸切風呂
予約無しで鍵がかかっていなければ利用出来ます
岩窟風呂
狭いスペースにぎっしり天然の岩が積み上げられていますが
湯船に入るとなぜか落ち着き良い心地(*^.^*)
斎月の湯は2018年に改装されたばかり
壁面のタイル絵と舟の湯船が特徴 貸切風呂の中で一番広いお風呂です
子安の湯と恵和の湯はともに浅間山の溶岩を切り出した石を使用
木曽のサワラを使った丸い湯船 床のデザインがカワイイ
様々な浴室・温泉の泉質も異なるので、建物内を右へ左 階段を上がったり下がったり
温泉三昧間違いなしの金具屋さんです^^
金具屋 〜夕食篇〜 [歴史の宿 金具屋(長野・渋温泉)]
夕食は『慶雲の間』にて
既に数々の料理が並んでいます
わさび漬け 胡麻豆腐 酢の物
季節の八寸
小鍋に火がつけられ。。。
みゆき豚の冷しゃぶサラダ
信州サーモンの昆布〆と岩魚のお造りに湯葉を添えて
しみ豆腐の炊き合わせ
小鍋は“しぶのじぶ煮信州仕立て”
岩魚の塩焼きが登場
揚げ出し
とろろ蕎麦 お腹はかなり一杯でしたがお蕎麦はさっぱりと美味しいものです
デザートはメロン・ぶどう・チーズケーキ
外国のお客様の姿も見られましたが、同様のお料理を召し上がっていました(^^)
日本の温泉宿どんな風に映ったのでしょう
金具屋 〜お部屋篇〜 [歴史の宿 金具屋(長野・渋温泉)]
お部屋へまいります
29ある客室はすべて異なる仕上げに造られているそうなので泊まる度 たのしめますね
泊まったのは斉月楼の3階にある『高砂の宿』というお部屋
この部屋は豪農の家に見立てているそうで、入口は土間 そして洗面とお手洗いも近くに配置されています
ゆっりとした広さの和室と広縁
渋い電話機も
温泉饅頭
こちらは外湯の鍵
入口近くの小部屋には鏡台と冷蔵庫がありました
金具屋 〜お宿篇〜 [歴史の宿 金具屋(長野・渋温泉)]
映画『千と千尋の神隠し』舞台となる宿のモデルのひとつ?!と言われている金具屋さん
夜 昼 夜のライトアップは圧巻です
昭和11年に完成した木造4階建の斉月楼と大広間は平成15年登録有形文化財に認定
建物内の廊下とは思えない斬新な造り
煌びやかなエレベーターは2階からスタート、階段も駆使して複雑な館内を巡ります
木造最上階にある大広間『飛天の間』
座敷130畳、舞台30畳、廊下と床の間を含めると200畳を超えるというまさに大宴会場
木造なのに柱がないぶち抜きの構造すごい技ですね
提灯と緞帳^^そして太鼓 楽しい宴会盛り上がりそうです
水車の部品を手すりに用いたという階段
壁に掛かるグリーン基調の絵と赤い壁のコントラストが素敵
障子の窓枠も色んなデザインがあり
下の写真は富士山の形になっていて、
格子にはたなびく雲 そして上にかかる照明は月なのだそうです。
和と洋式が合わさった建築
色んな要素が散りばめられた館内は興味深く、見て歩くと結構時間がかかります